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◆凸版印刷    バッテリーレス表示機能付きRFIDタグ「Near cross(R) D 2.9」を開発 製品のトレーサビリティや製造現場での省人化・ペーパーレス化に貢献

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、電池交換や充電などのメンテナンスが不要なバッテリーレス表示機能付きRFIDタグ「Near cross(R) (ニアクロス)D 2.9」を、このほど開発した。2020825日より製造業や流通・小売業に向けて提供を開始した。
 「Near cross(R) D 2.9」は、製造現場に多く使用されている通信規格ISO/IEC 15693(1)に準拠したHFRFIDを使用しているため既存のリーダーライタでの読み取りと書き変えが可能。また、リーダーライタから搭載しているE Ink(※2)製電子ペーパーディスプレイ(以下 電子ペーパー)の表示を3秒程度で変更することができ、10万回以上の表示変更が可能である。RFIDの通信に使用される電力を電子ペーパーの書き換えに利用する省電力設計を行っているため、電池交換や充電などのメンテナンス作業を省くことができる。これらにより、RFIDによるトレーサビリティに加え、製造現場での省人化やペーパーレス化に貢献することが可能になった。

 

Near cross(R) D 2.9」の特長

リーダーライタで電子ペーパーの表示内容を変更することが可能
 「Near cross(R) D 2.9」は、RFIDとの通信により、電子ペーパーの表示内容を変更することが可能。また、製造現場で多く使用されている通信規格ISO/IEC 15693に準拠したRFIDを搭載しているため、一つのリーダーライタで、当規格に対応したRFIDと共に「Near cross(R) D 2.9」を運用することが可能である。

電池交換や充電などのメンテナンスが不要なバッテリーレス機能を実現
 「Near cross(R) D 2.9」に搭載している電子ペーパーは、電力なしで表示し続けることが可能。表示変更には、無線通信時の電力を利用してバッテリーレスを実現。電池交換や充電などのメンテナンスが不要である。
バックライトが不要なため、バーコードやQRコードなどの表示に最適
 「Near cross(R) D 2.9」に使用している電子ペーパーは反射光によって視認されるため、バックライトによる自発光が不要。そのため、太陽光の下でも視認性が良く、赤色光やカメラなどで認識されるバーコードやQRコードなどの認識率を高くすることができる。

簡易に表示内容を変更できるため、多言語での表示が可能
 物流ラベルの貼り替えや指示書の作成などが不要で簡単に電子ペーパーの表示を変更することができ、多言語での表示も可能である。これにより、外国人労働者に対する指示や情報伝達を的確に行うことができる。

■ トッパンソリューション「NAVINECT™(ナビネクト)」との連携
 「Near cross(R) D 2.9」は単体でも運用は可能であるが、システムの設計、開発、導入・運用、サポートを提供する凸版印刷の製造DX支援ソリューションである「NAVINECT」と組み合わせることにより、製造工程のデジタル化を推進する。生産性・品質向上や作業効率化を実現する主要商材である。ヒト・装置から情報を取得し、その管理情報を現場にある「Near cross(R) D 2.9」で見える化することにより、製造現場のDX化を支援する。
■ 価格
オープン価格
※販売は丸文(※3)が行う。
■ 今後の目標
 凸版印刷は「Near cross(R) D 2.9」を製造業や流通・小売業に向けて提供を進め、2025年までに20億円の売り上げを目指していく。また、同社は今後もIoTや業務最適化に向け、DX商材の開発を行っていくとしている。

(※1ISO/IEC15693
13.56MHz帯を用いた近傍型RFIDを対象とする国際標準規格。

(※2E Ink
E Ink Holdings Inc.(本社:台湾新竹市科學工業園區力行一路3號、会長:Johnson Lee

URL: 
https://jp.eink.com/
(※3)丸文
丸文株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:飯野 亨)

 

 

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