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◆富士ゼッロクス  「IridesseTM Production Press」が第3回エコプロアワード「奨励賞」を受賞

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:玉井 光一)のプロダクションプリンター「IridesseTM Production Press(イリデッセ プロダクション プレス)」が、このほど、一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する「第3回エコプロアワード」において「奨励賞」を受賞した。IridesseTM Production Pressは、今までオフセット印刷しか実現できなかったメタリックカラーの色表現をオンデマンド印刷で初めて実現させ、環境価値提供範囲を拡大させたハイエンドプロ市場向けモデルである。
  必要なものを・必要なタイミングで・必要な量だけ印刷可能なオンデマンド印刷は、ドキュメントの在庫抑制や小ロット対応によって廃棄する用紙を削減できるほか、オフセット印刷では不可欠な製版・刷版が不要である。生産プロセス全体を通じたCO2排出量を特定の条件*注で試算すると、IridesseTM Production Pressによるオンデマンド印刷はオフセット印刷に比べて約80%低減することが可能である。

  今回の受賞では、オンデマンド印刷が本来的に持つこうした環境負荷軽減に寄与する特性に加えて、業界最小クラスのトナー粒径と業界トップレベルの低温定着性能を有する『Super EA-Ecoトナー』をCMYKトナーに採用することで、省資源化に加えて高画質化と省エネを高いレベルで実現した革新的な技術が評価された。

  また同社は2008年から関連会社とともに、自社のデジタルプリンター・複合機に開発部門が持つ色の再現などに関する技術を融合し、古文書などの伝統文書を原本そっくりに複製・復元する文化伝承活動を、自治体や地域住民の協力のもとで推進している。
この活動の中で、金泥を使った甲冑装飾の絵などに含まれる鮮やかなメタリックカラーを表現するために、CMYKトナーの下にゴールドやシルバーの特殊トナーを下刷りする技術が求められていた。
  Iridesse
TM Production Pressは、1パス6色プリントエンジンに加えて、この古文書複製活動を通じて培われた技術を活かした独自のカラー・マネジメント・システムを搭載して、光輝性が高く多彩なメタリックカラーによる色表現を実現している。受賞にあたっては、こうした文化伝承活動を発端としたユニークな技術開発を付加して環境負荷軽減につなげていく点も評価された。
  Iridesse
TM Production Pressは、プリントビジネス関係者のみならず、クリエイターやグラフィックデザイナーなどメタリックカラーをはじめとする特殊色を用いて独創的な印刷物を制作するユーザーに対しても、環境負荷軽減を実現しながら、新たな価値を提供していくとのことだ。

 

*注【CO2排出量算出の前提条件】

A4両面4色チラシ2000部印刷時の試算

原材料調達~生産段階を対象 輸送・使用・廃棄のプロセスは含みません。

 

用紙

印刷

後加工

オフセット

*1

1,500枚【菊半裁 75.5kg

(予備紙:1,000枚+本番用紙:500)

4面付け

断裁

デジタル

*2

1,030枚【SRA3 127gsm

(予備紙:30枚+本番用紙:1,000)

2面付け

断裁

*1  両面印刷機(PS版一部リサイクル)を使用。

「カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム」CFP-PCR:

 PA-BS-05商業および一般証券印刷物のデータを参照して算出

*2  IridesseTM Production Pressを使用。

弊社使用時の環境データを参照して算出

       

                 3回エコプロアワード「奨励賞」表彰状


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