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2019年7月30日
◆大日本印刷、エー・アンド・ユー、新建築社 AIを活用して雑誌の誌面レイアウトを自動生成する技術を共同開発

 大日本印刷株式会社(社長:北島義斉 以下:DNP)は、このほど、株式会社エー・アンド・ユー(東京都千代田区)および株式会社新建築社と共同で、雑誌の原稿となる画像とテキストを入力すると、その内容や雑誌のブランドイメージにあった誌面レイアウトを、AI(人工知能)を活用して自動生成する技術を開発した。
 3社は同技術を727日発売の雑誌「au」(エー・アンド・ユー、Architecture and Urbanism、建築と都市)(株式会社エー・アンド・ユー発行)8月号のレイアウト制作の一部に活用した。

 DNPは雑誌「au」の過去15年分の誌面データをAIに学習させることで、その“雑誌らしさ”をスコア化するモデルを開発。このモデルを活用し、テキストと画像のデータを入力することで、雑誌のブランドイメージに合った誌面レイアウトが自動的に提示されるようにした。提示されたレイアウトを参考に、編集者、カメラマン、ライター等が、より新しいアイデアを引き出し、誌面の質の向上につなげていくことが可能になった。この技術によって、編集者が毎回レイアウトを一から検討して制作する必要がなくなり、業務効率の向上にもつながるメリットが生まれる。

 同技術は、写真の配置や文字組などが非定型で自由度の高い雑誌レイアウトにも対応可能。あらかじめ定められたテンプレートに、画像や文章を流し込む自動組版技術とは異なり、高度な誌面が重視される雑誌用にも、多様なレイアウトを生成することできる。

 蓄積した雑誌レイアウトのデータから、その“雑誌らしさ”を評価スコア化するとともに、AIがどの部分に着目したかを色で表示する「ヒートマップ」として提示する。これを客観的指標として活用することで、制作者間のコミュニケーションを促し、“雑誌らしさ”の共有が図れる。
 3社は、本技術を雑誌「au」の編集に本格的に活用するなかで、誌面レイアウト自動生成システムの実用化を図ります。またDNPは、雑誌・書籍に限らず、パンフレットやカタログ、広告などへの利用も想定した、AIを活用した出版・編集支援サービスの構築を目指していくとしている。

 

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