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2019年10月29日
◆富士フイルム 高画質なインクジェットデジタルプレス「Jet Press750S」の基幹部品を提供 多様なユーザーニーズに応えるインクジェットソリューションビジネスをスタート 産業用インクジェットコンポーネント「Samba(サンバ) PC」

  富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、商業印刷やパッケージ印刷向け産業用シングルパスインクジェット印刷装置の製品化に必要な基幹部品やソフトウェアなどのインクジェットコンポーネントを「Samba JPC1」として、111日より発売する。

Samba JPC」は、オフセット印刷を凌駕する高画質を実現した同社インクジェットデジタルプレス「Jet Press750S」の基幹部品を提供するものである。産業用インクジェットヘッドのリーディングカンパニーである米国のFUJIFILM Dimatix社製の1200dpiMEMS2による高精細プリントヘッド「SAMBA」を組み込んだプリントバー3、画像処理ソフトウェア、ヘッドクリーナーなど9つのユニットをラインアップした。日米欧の印刷機メーカーや、インクジェット印刷装置のインテグレーター向けに販売を開始する。「Samba JPC」の提供を通じて、ユーザーのインクジェット印刷装置の開発課題の解決に貢献していくとのことだ。

短納期、多品種少量生産、バリアブル印刷を可能にするインクジェット技術は年々進化しており、近年では書籍やポスターの商業印刷、紙器、段ボール、ラベル印刷などの分野において、採用が進んでいる。今後、さらに食品パッケージなどの軟包装をはじめとしたさまざまな分野にも採用が広がると、インクジェット印刷装置には印刷物の画質向上や、生産性向上などさらなる機能向上が求められている。

今回同社が提供する「Samba JPC」を活用することで、ユーザーは、高精細な「SAMBA」ヘッドの性能を最大限活かした、高画質で信頼性の高いインクジェット印刷装置を短期間で開発することができる。プリントバーは10インチ(25cm)と、30インチ(76cm)の印刷幅2種類をご用意し、さらに用途に合わせた印刷幅にカスタマイズしてご提供することも可能。また、ユーザーのご要望に応じて、「Samba JPC」を当社製インクと組み合わせて提供することや、9つのユニットを単品から提供することも可能である。

この、「Samba JPC」は、高精細なシングルパスインクジェット印刷装置を短期間で開発したい印刷機メーカーや、「SAMBA」ヘッドを使ったインクジェット印刷装置を開発中の印刷機メーカー、またはブランドオーナーの生産工程内に組み込むインクジェット印刷装置の信頼性を高めたいインテグレーターに最適である。

 富士フイルムは、用途が拡大する産業用インクジェット市場に対して今後も画期的な製品を開発・提供し、さまざまな産業の発展に貢献していくとのことだ。

 

1:「Samba JPC」の「JPC」は、「Jet Press Coponent」を略したもの。

2Micro Electro Mechanical Systemsの略。半導体デバイスの加工技術を応用し、極小な立体構造や駆動構造、電気回路を形成した微小デバイスの総称。

3:プリントヘッドを幅方向に並べ、印字できるように駆動基板と一体化したユニット。

<産業用インクジェットコンポーネント「Samba JPC」>(イメージ図)

                                     

                                            

               ※画像処理ソフトウェアは、ユーザーのPCにインストールして利用可能。


1.製品名 産業用インクジェットコンポーネント「Samba JPC

        「Samba JPC」を構成する各ユニット

 

ユニット名

プリントバーシステム

プリントバー(印刷幅10インチ、30インチ)