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FUJIFILM 「守り」から「攻め」の環境対応へ。

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2017年7月14日
◆『interpack2017』 出展レポート 163カ国・ 175,000人の来場者で大盛況の中、 『FUJIFILM Inkjet Technology』をメインに

富士フイルム技術の信頼性・応用性の高さを世界にアピール

 

 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(代表取締役社長:辻重紀、以下FFGS)は、54日~10日の7日間、ドイツ・デュッセルドルフの『Messe Dusseldolf』で開催された『interpack2017』に、世界の最新ニーズに即応する富士フイルムの革新的なインクジェットソリューションを出展致した。日本からも多くのユーザー同社ブースへ訪れ、連日、活況の中でじっくりと、最新ソリューションの革新性・実効性を紹介した。
 

 『interpack2017』は3年に一度開催される、包装および加工業界最大の国際展示会である。「食品・飲料加工、包装機械」「化粧品・医薬品・消費財(非食品)・工業製品包装機械」「製菓・製パン機械」「包装資材」「包装加工機械」「輸送機械」「サービス」など、毎回、包装に関わる幅広い業種の出展があるが、今回はとくに出展社数が多く、60カ国・ 2,865社の包装・加工業者およびサプライヤーが出展。常設の17ホールでは収まり切らず、全18ホールに加えロシア館・インド館が設営された。来場者も、163カ国から約175,000人を集め、大盛況。いま最も活気のある市場の一つである包装分野の世界的なトレンドを一望することができる7日間となった。

 

■前回に引き続き「デジタル化・自動化・環境対応」が最大のトレンド

 今回のinterpackにおける全体のトレンドは、「DigitalizationIndustry4.0Sustainability」と「SAVE FOOD」。前回からの流れを継承し、デジタル化や自動化、環境対応が大きなテーマになった。「SAVE FOOD」は、interpack2011から提唱が始まったもの。近年、世界的な規模で問題になっている“食物の保存や環境負荷低減、エネルギー消費の削減”について、innovationparc特設ホールで、バリア性の高いフィルムや生分解性の高いフィルム基材など、さまざまなメーカーの効果的な取り組みが紹介された。

  環境対応を前提としたデジタル化や自動化は、今回もinterpack の最大のトレンドである。多くの出展社から、デジタルプレスを中心に、多種多様な提案がされた。キーワードは「ラベル」「軟包装」「紙器」など。これまで、デジタルプレスをリードするメーカーはある程度限られていたが、今回のinterpack では、実機の展示こそなかったものの、デジタル印刷機の開発に取り組み始めたアナログ印刷機メーカーも増えてきており、今後、インク関連や周辺機材も含め、「フレキソ、グラビアとの共存」も見据えた、より多くの企業の“デジタルプレス分野への参入”が予想される。

 

■富士フイルムブースでは、先進のインクジェット技術を軸に、多彩なサンプル展示により、実践的な提案を実施

 今回、富士フイルムはグループシナジーを最大限に活かした、非常に応用範囲の広い基幹テクノロジー『FUJIFILM Inkjet Technology』を展示。高精度・高解像度インクジェットヘッド『SAMBA』を中心に各種インクジェットインク製品および関連技術を、『FUJIFILM Dimatix, Inc.』『FUJIFILM Speciality Ink Systems Ltd.』『FUJIFILM Imaging Colorants Ltd.』との協働で初出展した。
  

 インクジェット印刷は、従来の印刷産業に限らず、小ロット・多品種のニーズに応えることの出来る印刷方法の1つとして、さまざまな産業の未来を切り拓いていく無限の可能性を秘めている。パッケージ分野においても、今後、実戦的な応用・発展が期待されており、会場でも非常に注目度が高く、「ヘッド/インク/画像処理」のすべてを統合的に開発できる富士フイルムならではの技術力に関心が集まっていた。

 会期中、富士フイルムブースでは、SAMBA と特色インクを使用したラベル用途向け高速追い刷り印刷デモによるソリューション提案を行ったほか、水性インクを使用した軟包装用サンプル、UVハイブリットインクを使用した金属缶サンプル等、幅広いアプリケーションに対応したインクジェットプリントサンプルを展示。多くの来場者の皆さまから注目を集めた。

 また、既にワールドワイドにて導入している商業印刷向け枚葉型インクジェットデジタルプレス『Jet Press 720S』による印刷サンプルと、ワイドフォーマットLED UVインクジェットプリンター『Acuity LED 1600Ⅱ』による印刷実演デモを通じ、既存の商業印刷やサイネージ印刷用途だけでなく、紙器などのパッケージ用途への新たなビジネス提案を行った。また、日本国内にて先行して市場導入が始まっている軟包装用UVインクジェットデジタルプレス『Jet Press 540WV』(仮称)(富士フイルム独自のEUCONテクノロジーを搭載) に関しても、世界各国から多数の問い合わせがあり、世界的な期待の大きさを実感した。富士フイルムではこれからも、包装業界全体のさらなる発展に寄与できるよう、他社とは一線を画す独自のソリューションをトータルに提案していくとのことだ。

    


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