新製品ニュース
2024年02月
2024.02.22
◆ビジュアル・プロセッシング・ジャパン 最先端のAI技術を提供するax社と協業 デジタルアセット管理「CIERTO」の最新バージョンにおいてAI機能の強化を実現
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(本社:東京渋谷区、代表取締役社長 三村 博明、以下VPJ)は、このほど、最先端のAI SDKを開発するax株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 寺田健彦、以下ax社)と協業し、VPJが提供するデジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」(シエルト)に、高度なAI技術を搭載した新バージョンをリリースした。
新たにリリースされた「CIERTO」には、メタデータの自動入力や類似画像検索など最新のAI機能が搭載されており、これまで以上に直感的で効率的なコンテンツ管理運用が可能になっている。VPJとax社では、今後も継続的にAI機能の強化を計画しており、OCR機能や音声認識機能など利用者にとって最適なデジタルエクスペリエンスを提供する予定である。
これらのAI機能はCIERTOの標準機能として搭載されており、追加料金は発生しません。なお、CIERTOのクラウド利用料金は月額(1TB/10user)149,000円からとなっている。
<「CIERTO」に搭載したAI機能 >
AIによるアセットメタデータの自動入力
AIが判断したコンテンツ情報をCIERTOのメタデータとして自動で入力する機能を実装。これにより、手作業でのメタデータ入力の手間が軽減され、正確かつ迅速なデータ整理を実現している。
AIによる類似画像検索
類似画像検索では、特定の画像をもとに似た要素をもつ画像をAIが判断し検索できるようになった。これにより、特定の画像に関連するコンテンツを素早く見つけることができ、効率的な検索と活用促進を実現している。
VPJは今後も「CIERTO」のAI機能を充実させ、利用者により高度な機能と使いやすさを提供していくとともに、新たな技術の導入や利用者からのリクエストをもとに更なる機能充実を図り、先進的で洗練されたデジタルアセット管理のソリューションを提供していく。
関連情報 :「CIERTO」
デジタルアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」は、企業の事業活動(広報・宣伝・販促・営業活動)における媒体・コンテンツ制作に関わるあらゆる情報をクラウドやライセンスベースで一元管理するシステムである。コンテンツ制作に関わる各関係者は、CIERTOを中核にオンラインで制作工程を進行することにより、媒体制作における生産性向上やリモートワークが実現する。CIERTOは商品に関わるマスタ情報を一元管理し、ECサイト、Web-CMSへの情報配信も支援し、統一された情報を多メディアに展開することでのブランド管理やチャネル配信のリードタイム短縮を実現し、企業の販促活動をサポートする。
CIERTOは日本国内における実績と先進性を評価されて、総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」において総合グランプリを受賞している。2022年には「APAC CIOOutlook」において「2022DAMソリューションプロバイダTOP10」に選出されている。
◆製品・リリースに関する問い合わせ先
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
TEL:03-4361-2018 FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp
2024.02.06
◆SCREENグラフィックソリューションズ 印刷市場に革新もたらす「Truepress JET 560HDX」を開発
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)は、このほど、商業印刷・DM印刷・出版印刷市場向けの新たなラインアップとして、高速連帳デジタルインクジェット印刷機「Truepress JET 560HDX」を開発したことを発表した。
商業印刷市場では、デジタル情報と連動させて内容をカスタマイズする販促物の活用や、より短いサイクルで内容を切り替えていくマーケティング手法が、ブランドオーナーから求められている。そのため、多品種小ロット印刷やバリアブル印刷が可能なデジタル印刷機を活用する機会が増えている。また、出版印刷市場においても、デジタル印刷機の導入により、ロングテールの書籍生産体制を少部数生産に最適なラインへと切り替えるケースが増えている。
SCREEN GAではこれらのニーズに応えるため、「Truepress JET 520HDシリーズ」と「Truepress ink SC/SC+」により、オフセットコート紙にインクジェットで直接印刷することをいち早く実用化した。また、自動化・省人化を実現するために、外部システムと容易にインテグレーションが可能な「EQUIOS」のデジタルフロントエンドシステムを提供し、印刷業界の変革に貢献してきた。
そしてこのほどSCREEN GAは、さらなる印刷の革新を促す新製品「Truepress JET 560HDX」を開発。用紙幅560mmに対応し、最大印刷速度150m/分、最大印刷解像度1,200dpi×1,200dpiの範囲において、複数モードでの印刷が可能な装置となっている。また、搭載する新開発のインク「Truepress ink SC2」は、オフセットコート紙に表面処理なしで直接印刷できる高濃度インクであり、色彩豊かな画像をより鮮やかに表現でき、細やかな文字も鮮明に印刷できる。さらに、新構造のドライヤーユニットにより、高いインク濃度の印刷物を効率的に乾燥させることができるため、さまざまな用紙において高品質な印刷を実現している。
その他にも、「Truepressシリーズ」で実績豊富なオペレーションシステムを継承し進化させた新システムを搭載し、ハードウエアとソフトウエアを高い次元で融合。前工程や後工程の装置とのインテグレーション機能も充実させるなど、次世代スマートファクトリーのキーデバイスとして、ユーザーの印刷を新たな次元にいざなうとのことだ。
「Truepress JET 560HDX」
「Truepress JET 560HDX」に関する情報は、以下の特設サイトで公開していきます。
URL:https://screen-tpj560hdx.com/jp/
なお、「Truepress JET 560HDX」は、米国や欧州のInkjet Innovation Centerでの公開や、2024年5月28日(火)~6月7日(金)にドイツ・デュッセルドルフで開催される「drupa 2024」での展示を予定している。SCREEN GAは今後も、ユーザーをはじめ皆さまのより良い暮らしと持続可能な社会づくりのために、印刷文化の担い手として、人の心を豊かにし、生活に“彩り”を創り続けていくとしている。
* TRUEPRESS、Truepress JET、Truepress ink、EQUIOSは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標である。
同件に関する問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
ビジネス統轄部 営業推進部
Tel: 0774-46-6402
URL:www.screen.co.jp/ga/
2024.02.02
◆富士フイルムビジネスイノベーション デジタル印刷工程の一括管理ソフトウェア「Revoria XMF PressReady 1.0」を発売
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜直樹)は、このほど、デジタル印刷工程を一括管理するソフトウェア「Revoria XMF PressReady 1.0」を発売した。
「Revoria XMF PressReady 1.0」はデジタル印刷のデータ入稿からプリプレス、印刷、各プリンターの状態までを一括管理するソフトウェアである。ワークフローの自動化処理により作業を省力化するとともに、人為ミスを削減する。ユーザーの運用に合わせた設定が可能で、多品種・小ロット・短納期の案件にもより柔軟・スピーディーに対応。各プリンターを集中管理することで、オペレーターが各機器へ足を運ぶ頻度を減らし、作業の効率化が可能である。
主な機能
①印刷ジョブを一括管理
②ワークフローを自動化
③各プリンターを集中管理
外部ソフトウェア連携
FUJIFILM WORKFLOW XMFで作成した印刷ジョブを「Revoria XMF PressReady 1.0」を通じてデジタルプリンターに転送することで自動化を図るとともに、再出力などの指示や各プリンターの集中管理を行うことができる。FUJIFILM WORKFLOW XMF上でデジタル印刷ジョブの管理が行えることで、オフセット印刷とデジタル印刷の混在するハイブリット運用を実現する。
モジュール構成
「Revoria XMF PressReady 1.0」は、基本的なワークフローの自動化が実現できるモジュールをベースに、CSV連携など機能に応じた拡張用オプションを組み合わせることができる構成となっている。オプションの多彩なラインナップにより、最適なシステム構成が選択できる。さらに全オプション商品とソフトウェアサポートが含まれる365日ライセンスも検討可能である。
富士フイルムビジネスイノベーションは、豊富な商品ラインナップや専門知識を持った営業スタッフ、さらに充実の保守サポート体制により、ユーザーの印刷ビジネス拡大に貢献している。
※掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標である。
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