新製品ニュース
2024年11月
2024.11.07
◆モリサワ 60周年キャンペーン開催中のミツカンのぽん酢ブランド 「味ぽん」のオリジナルフォント「味ぽんフォント」を開発
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151、代表、以下モリサワ)は、株式会社Mizkan(代表取締役社長兼CEO:吉永 智征、本社:愛知県半田市、以下ミツカン)のぽん酢ブランド「味ぽん」の発売開始60周年の節目に合わせてオリジナルフォント「味ぽんフォント」を開発した。
1964年11月10日に発売を開始したぽん酢ブランド「味ぽん」は、かんきつ果汁・醸造酢・しょうゆがひとつになった他では味わえない絶妙な風味の調味料として、長年多くの消費者の方に愛されている。この度開発したオリジナルフォント「味ぽんフォント」は、今年で発売60周年の節目を迎える「味ぽん」がこれからも愛され続けるブランドであるために、世界観を守り、より強いブランドにしていくことを目的として、企画、制作された。ブランドを象徴する商品ロゴの文字をベースとし、ひらがなの95文字に加え「味ぽん」「ぽん」のロゴをフォントとして制作した。親しみやすさやあたたかみのある文字の印象はそのままに、モリサワのUD(ユニバーサルデザイン)フォント「UD新ゴ」の漢字と混植しても違和感がなく、味ぽんフォントとしての特徴が伝わるようにデザインされている。
味ぽんフォントは、味ぽん発売60周年記念企画として制作されたLINEスタンプや
一部関係者の名刺などにすでに使われており、今後もさまざまな使用先が検討されて
いる。
味ぽん製品ページはこちら
https://www.mizkan.co.jp/ajipon/cm/pon-change/
株式会社Mizkan マーケティング本部 コミュニケーション戦略部デザインチーム 山田英子氏 コメント
味ぽんフォントを作ろうと思ったきっかけは、社内から「名前入りの味ぽんのデザインを作れないか」という相談を受けたことでした。その時は外部のデザイナーさんにお願いし対応したのですが、今後フォントがあれば統一された世界観で、スピーディーに安く対応できるのではと考え、モリサワ様に相談しました。何度もディスカッションし、調整いただいたお陰で、味ぽんのキャラクターを存分に表現したフォントになったと思います。今年60周年を迎えた味ぽんは、「お客様の声を形に」をテーマにさまざまな取り組みを実施中です。今後より広く・深く味ぽんを愛していただけるような企画も検討中ですので、楽しみにしていただければと思います。
なおミツカンでは、味ぽんの発売から60周年を迎えることを記念して、2024年11月
10日から味ぽんの生誕祭「ぽんまつり」を開催予定である。ミツカン公式Xでは、60種類もの味ぽんオリジナルグッズ、題して「ぽんまつりグッズ」を抽選で計600名様にプレゼントするキャンペーンも実施される。
味ぽんの生誕祭「ぽんまつり」 詳細はこちら
モリサワについて
株式会社モリサワは、「文字を通じて社会に貢献する」を社是に研究・開発を続けるフォントメーカー。プロデザイナーにご愛用いただく定番フォントから、Windows10以降にも搭載されているBIZ UDフォントやUDデジタル教科書体などより多くの人に読みやすく設計したUDフォントまで、幅広く開発している。クラウド型のフォントサブスクリプションサービスMorisawa FontsやWebフォント、組込みフォントなど、利用環境に合わせたフォントサービスの提供のほか、コーポレートフォントや製品サービス向けの専用フォントなど包括的な利用のご提案も行っている。
●オリジナルフォントについての相談はこちら
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/original-font/
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ コーポレート・ブランディング部 広報宣伝課
E-mail: pr@morisawa.co.jp
SNSでも最新情報を公開している
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合があります。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2024.11.07
◆富士フイルムビジネスイノベーション プロダクションプリンター「Revoria Press E1」シリーズ 印刷物の検品工程を自動化し、印刷品質と生産性の向上を支援 新オプションの追加でモノクロ印刷の幅広いニーズに対応
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜 直樹)は、プロダクションモノクロプリンター「Revoria Press E1」シリーズ※1の新オプションとして、印刷物の検品工程を自動化し、印刷品質と生産性の向上を支援する「検査マネジメントシステム」を11月7日より発売した。印刷時の品質不良を自動検出する同オプションにより、バラつきのない一貫した検品品質を維持できるため、オペレーターの作業負担軽減に貢献している。また、企業や官公庁、教育機関などで求められる集中印刷や基幹業務印刷など大量印刷へ対応する給紙オプションも新たに拡充。高い印刷品質を保ちながら短納期での印刷や多品種小ロット生産、大量印刷などのモノクロ印刷の幅広いニーズへ対応している。
一般的にモノクロ印刷は、企業や官公庁のマニュアルやガイドライン、また請求書や報告書、さらには教育機関での模試やテキスト教材に加え、商業印刷など高速で大量印刷が必要とされる分野での印刷に使われることが多く、今後も安定した需要が見込まれる。また、現在では、カスタマイズ出版など小ロットの書籍出版といった新たな出版ニーズの高まりによるモノクロデジタル印刷への新しい需要がある。一方、印刷会社では、短納期や多品種少ロット生産、バリアブル印刷など高付加価値印刷への対応に伴う生産性と印刷品質の向上、さらには生産現場の効率化が課題となっている。
「Revoria Press E1」シリーズは、プロフェッショナルからオフィスまで幅広くオンデマンド・プリント・ビジネスを支えるプロダクションモノクロプリンター。今回、新オプションとして搭載する「検査マネジメントシステム」は、印刷しながら自動でリアルタイムに印刷不良を検出するシステムである。プリントされた画像を印刷ジョブの元データ(RIP画像データ)と比較し、最小0.3mmまでの黒点、汚れ、プリント抜け、用紙折れを検査する。また、プリントされたバーコードやOCRフォントの読み取り、ページ間での数字の連続性、表裏の番号一致も検査する機能に加え、新たに検査結果をCSVファイルで比較する機能も搭載。LCDS※2データ形式にも対応することで、基幹業務における出力データの検査も可能である。さらには、プリント中の濃度変動や表裏レジ精度の変動を検知した際に警告を表示する。警告表示後の対応は、印刷を継続・中断するか事前に設定が可能なため、安定した印刷品質を維持、管理が可能。加えて、パージ機能により印刷不良が見つかった用紙は排除され、自動的に再プリントすることにより、オペレーターの作業時間と負担を大幅に削減し、印刷物の適切な品質を保証する印字保証への対応にも貢献する。
また、給紙オプションは、従来、給紙トレイ1台のみの運用だったが、今回より、大容量給紙トレイ、またはエアーサクション給紙トレイ※3を2台接続することが可能になった。2台の給紙トレイを連結することで、大量印刷時に用紙補給の回数が削減できるため、オペレーターの作業負荷軽減と長時間の連続稼働が可能となる。
富士フイルムビジネスイノベーションは、「Revoria Press E1」シリーズの新機能提供により、企業、官公庁、教育機関などにおける集中印刷や基幹業務印刷、また商業印刷など高速モノクロ大量印刷が必要とされる分野において、短納期や多品種少ロット生産の幅広いニーズに対応し、ユーザーのビジネスの収益性向上に貢献していく。
■「Revoria Press E1」シリーズのその他特長
l 136ページ/分※4の高速プリント、2400dpiの出力解像度と極小粒径のEA-Eco LGK※5トナーによる高精細・高画質を実現
l 用紙の厚さは52g/m2の薄紙から350g/m2の厚紙まで、サイズは100×148mmから最大330.2×660.4mmの長尺用紙にまで対応※6
l 筋入れ、中とじ、三方断裁、角背仕上げによる中とじ製本などにも対応する、多彩なインライン後加工ラインアップ
l 専用チャートをスキャンすることで画質を自動補正するSIQA(Simple Image Quality Adjustment)により、画質補正作業を効率化※7
l オフィス業務に役立つコピー、スキャン機能を搭載※7
※1:Revoria Press E1136 / E1125 / E1110 / E1100、Revoria Press E1136P / E1125P / E1110P
※2:Line Conditioned Data Streamの略
※3:重送しやすいコート紙などでも確実に給紙するトレイ
※4:Revoria Press E1136/E1136P、A4ヨコ
※5:EA:Emulsion Aggregation、LGK:Low Gloss Kuro
※6:オプション
※7: 基幹業務出力向けプリンターモデル(Revoria Press E1136P/E1125P/E1110P)を除く
※プレスリリースに掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標である。
富士フイルムビジネスイノベーションについて
働く人々がより創造力を発揮し組織の力を最大化するために、DXを通じた知識と情報の効果的な利活用を支援している。1962年の創業以来培った技術や知見をもとに、ワークフローソリューション、ITサービス、デジタル複合機などの印刷機器に関する研究・開発・生産・販売を行っている。基幹システムの販売や導入支援、業務プロセスのアウトソーシングサービスも提供し、世界中のユーザーのビジネスを革新するグローバルリーダーであり続けている。
https://fujifilm.com/fb
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