新製品ニュース

2022年06月

2022.06.23

◆モリサワ   デザイン書体などを大幅拡充 『インパクト』『ゆるポップ』『ロマン』『オールド』の4ジャンルで

    株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、2022年秋にリリースする新書体において『インパクト』『ゆるポップ』『ロマン』『オールド』の4つのジャンルでデザイン書体などを強化することを、このほど発表した。
   近年、オンスクリーンでのコミュニケーションが活発化している背景を受け、特定の印象や世界観の演出に効果的な和文デザイン書体を一挙に充実させることで、より表情豊かな文字表現を可能にしている。
 今回追加する和文デザイン書体などのジャンル名は、書体の持つ雰囲気や利用シーンをイメージしている。字面が大きめで迫力を感じさせる書体が揃う『インパクト』、あどけなさや遊び心を感じさせる書体が揃う『ゆるポップ』、個性的な装飾を取り入れたレトロ可愛い書体が揃う『ロマン』、筆や活字の雰囲気を残したクラシカルな印象の書体が揃う『オールド』の4つです。これらの書体25ファミリーは、2022年秋の提供を予定している。

◆ジャンル(1) 大胆な『インパクト』を与える書体
『インパクト』のジャンルは、雷鳴で割れたような端々の装飾がパワフルな迫力を与える書体「イカヅチ」や、直線で構成されたシンプルな設計でありつつ独特の印象を与える書体「ラピスエッジ」「ラピスメルト」など5ファミリー。ゲームやコミックなどをはじめ、コンテンツの世界観を演出するシーンで使いやすいラインナップである。
       

◆ジャンル(2) 遊び心のある『ゆるポップ』な書体
『ゆるポップ』のジャンルは、低い重心とやや下にすぼまるプロポーションを持つ、レトロであどけない雰囲気の書体「ココン」や、筆ペンで書いた文字をイメージしたゆる可愛い書体「ぽってり」のほか、「プフ ピクニック」「プフ ホリデー」といった統一しすぎない自由な字形と小さめの字面が特徴の「プフ」シリーズなど、8ファミリー。親しみやすさや柔らかい印象を与えたい場面におすすめのラインナップである。
      

◆ジャンル(3) レトロ可愛い『ロマン』な書体
『ロマン』のジャンルは、やや低めの重心をもつスクエアな骨格の漢字を共通とした、ハイコントラストな書体「翠流ネオロマン(すいりゅうねおろまん)」「翠流デコロマン(すいりゅうでころまん)」のほか、人気のかな書体に漢字を追加した書体「白のアリス」「オズ」の4ファミリー。エレメントなどに個性的な装飾が取り入れられており、ひと目見ただけでレトロかつ華やかな印象を与えるラインナップである。
      

◆ジャンル(4) 細やかに機微を演出する『オールド』な書体 
『オールド』のジャンルは、楷書体や活字からインスパイアされたオールド系の明朝体「霞青藍(かすみせいらん)」「霞白藤(かすみしらふじ)」に加え、手書き文字の優しい印象をもつペン字風のデザイン書体「白妙(しろたえ)」「白妙 オールド(しろたえ おーるど)」など8ファミリー。おなじみの秀英にじみシリーズからは、「秀英四号太かな」をベースに “にじみ” を再現した書体「秀英にじみ四号太かな」、字游工房からは繊細なニュアンスの違いが楽しめる本文用書体「文游明朝体 古雅かな(ぶんゆうみんちょうたい こがかな)」「文游明朝体S 朝靄かな(ぶんゆうみんちょうたいえす
 
あさもやかな)」「文游明朝体S 水面かな(ぶんゆうみんちょうたいえす みなもかな)」が仲間入りする。
            

 各書体の詳しい解説についてはモリサワ公式noteを閲覧。
え?こんなデザインも使えるの?! ジャンル別にわかる、モリサワ新書体2022【和文編】
https://note.morisawa.co.jp/n/n0289d6ef788b
対象製品:MORISAWA PASSPORT 製品、MORISAWA Font Select Pack 製品、Webフォントサービス TypeSquare
提供時期:2022年 秋

同件に関する問合せ先
◆株式会社モリサワ 東京本社 ブランドコミュニケーション部 広報宣伝課
 E-mail:pr@morisawa.co.jp
 SNSでも最新情報を公開している
 Twitter@Morisawa_JP
 Facebook@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。


2022.06.23

◆リコー 印字技術の「ラベルレスサーマル」 がセブン-イレブンの商品に採用

   株式会社リコーは、このほど、サーマル印字技術「ラベルレスサーマル」が、株式会社セブンイレブン・ジャパンの商品パッケージに採用された。

「ラベルレスサーマル」は、リコーが開発したサーマルインクを包装材であるフィルムに部分コーティングし、その部分にサーマルヘッドやレーザー装置で熱を加えることにより直接印字するもの。
 セブン
イレブン店舗で発売したサラダ3種類のパッケージにこの技術が採用され、原材料などの情報が直接印字されている(1,700店、期間限定)。 従来の紙ラベルが不要となり、環境負荷の低減に貢献。また、必要な情報を裏面から天面に移すことで、原材料、アレルゲン等の情報の視認性が向上。さらに製造工程においても、紙ラベルの貼り付け作業や消耗品であるインクリボンの交換の手間が不要になり、小売り・流通業界など幅広い分野で生産性の向上を実現できる。

     


2022.06.23

◆ミマキエンジニアリング    透明感を表現できる3Dプリンタ用 クリアインク「MH-110PCL」を発売

 株式会社ミマキエンジニアリングは、このほど、UV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」で利用できるピュアクリアインク「MH-110PCL」を開発し発売した。
 ピュアクリアインク「MH-110PCL」は、従来のクリアインク「MH-100CL」と同様に、クリアのみの表現だけでなく、カラーインク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)を組み合わせて、スケルトンカラー(色つきの透明)表現も可能である。

 そのため、「3DUJ-553」の特長である「1,000万色以上のフルカラー造形」に透き通ったピュアクリアインク「MH-110PCL」のクリア表現とスケルトンカラー表現が加わることで、これまで以上に多彩な色合いやビジュアルを重視したデザインで活用できる。

 



2022.06.23

◆ハート 再生パルプ100%使用の 未晒クラフト封筒を発売

 ハート株式会社は、このほど、再生パルプ100%を使用した未晒(みざらし)クラフト封筒を発売した。再生パルプを使用したことで、紙資源のリサイクル、木材資源の使用量を削減でき、また、無漂白の抄紙のため環境負荷の低減に繋がっている。森林認証製品のため環境への配慮をPRできるのもメリットである。再生パルプ由来の自然な風合い、丈夫で透けにくいのが特長である。
  各種ビジネス用、DM用、梱包用封筒として適しており、紙の表面は再生紙特有のざらざらした手触りで、紙を白くするための漂白を行わないため、薬品の使用量も削減でき強度も高い。ナチュラルな風合いで透けにくいのも特長である。製品は、長3(入数1,000/ケース)、角2(入数500/ケース)をラインアップしている。

  

2022.06.23

◆リンテック グラシン紙ベースの剥離紙を開発 プラスチック使用量削減に貢献

   リンテック株式会社は、このほど、プラスチック使用量削減の観点から、同社独自のコーティング加工をすることで、ポリエチレンラミネート加工をせずに高平滑性を実現したグラシン紙ベースの剥離紙を開発し、販売を開始した。
   新開発の剥離紙は、従来のポリエチレンラミネート加工した剥離紙と同程度の平滑性を実現し、ラベルの透明性や意匠性の確保に寄与するもの。また、ラベルを自動貼りするラベリングマシンでの貼付に適した強度と光透過性を有しているのも特長である。
  表面基材には、使用済みのペットボトルを原料にして作られた再生PETフィルムを使用。再生PET樹脂を80%以上使用しながらも、非再生PETフィルムベースと同程度の物性を実現した。


  

 

2022.06.23

◆モリサワ  生産性と信頼性を両立させたモノクロA3高速デジタル印刷機を発売

  株式会社モリサワ(代表取締役社長 : 森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、以下モリサワ)は、このほど、RISAPRESSシリーズの新製品として、モノクロオンデマンドプリンティングシステム「RISAPRESS 2100」を発売した。
RISAPRESS 2100」は「RISAPRESS 100」の後継機として、プロダクション機で培った印刷技術を継承した高い基本性能を有し、企業内印刷室などでの大量コピー/プリント業務を合理的な操作性で高速・高品質化する。プロダクション機では導入・運用面でハードルが高い、オフィス機では生産性や品質において不安が残るというニーズに、導入しやすいシステム構成とプロ仕様の信頼性でしっかり応えている。
 主な特長は次のとおり。
大量出力を短納期で対応できる、毎分100枚の高速出力

 瞬発力のある印刷を可能にする毎分100ページA4・ヨコ)を実現。小冊子や面付けデータもすばやく出力でき、多彩なフィニッシングと併せて高い生産性を発揮する。

さまざまな成果物へ展開できる幅広い用紙対応力
 A3ドキュメントにトンボ付きで出力可能な324×463mm の用紙に標準対応。用紙坪量は標準で40 300g/m(両面印刷の場合は50 300g/m)の薄紙から厚紙までの通紙に対応。また、紙質も上質紙やタブ紙などさまざまな用紙が扱えます。さらに、オプションの装着によりハガキへの印字も可能である。
両面同時読み取りの高速ディアルカラースキャナー

 A4カラーの原稿を毎分120 枚でスキャン。両面原稿の場合でも表面用と裏面用の2つの独立したスキャンセンサーで同時スキャンでき毎分240ページの高速スキャンを実現。オフィス機と同等のネットワークスキャン機能も搭載し、よりスピーディーにドキュメントのデジタル化を促進する。
用紙を通し、ガイダンスに従うだけのメディア検知機能
 インテリジェントメディアセンサーIM-101を使用したメディア検知機能を搭載。センサーに用紙を挿入することで坪量や種類を検知し、用紙プロファイルの候補を提示する。
印字中でも交換可能な大容量トナーボトル
 トナー交換によるダウンタイムと手間を低減する約82,000枚相当の出力が可能な大容量トナーボトルを搭載。印字中でもトナーボトルを交換できるため、稼働率を維持できる。

   
【主な仕様】
◆形式  コンソール
◆読み取り解像度  600×600dpi
◆書き込み解像度  1200×1200dpi

◆諧調  256諧調

◆メモリー容量  12GB
HDD容量  1TB

◆最大原稿サイズ  A3

 



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