新製品ニュース

2024.09.04

◆モリサワ  2024年度新書体を追加発表 世界観づくりにぴったりな和文デザイン書体やグローバルな情報発信にも対応できる多言語書体など 新書体ティザーサイトや紹介ムービーも同時公開

株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、2024年度新書体として、すでに発表済みの写研フォントや当社初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」に加えて、世界観づくりにぴったりな和文デザイン書体やグローバルな情報発信にも対応できる多言語書体など、合わせて140以上のファミリーをリリースすることを発表した。

また、このほどの追加ラインナップ発表に合わせ、新書体ティザーサイトを公開した。サイト内では、ラインナップや書体見本をまとめた紹介ムービーを掲載している。新書体のデザインや特徴については、紹介ムービーで閲覧できる。

 

 

    新書体ティザーサイト

https://new.morisawafonts.com/2024/

Morisawa Fonts 2024年度 新書体紹介ムービー

https://youtu.be/bFRz3RvBKls

 

 

 

今年度は、サイケデリックなアートや音楽からインスパイアされた極太の「虹蛸天国(にじたこてんごく)」のほか、丸い輪のような装飾が楽しげな印象を与える「はるかぜ」、江戸文字からインスパイアされた「てやんでぇ」など、世界観づくりにぴったりなデザイン書体をリリースする。さらに書家による毛筆の文字が元となった 「花氷(はなごおり)」など、華やかな筆文字系デザイン書体の選択肢が広がっている。明朝体には、2023 年にリリースした「欅(けやき)明朝 Oldstyle」の見出し書体「欅見出明朝」や、人気の「秀英にじみ」シリーズから「秀英にじみ初号明朝」などを新たに追加します。ユニークなファミリー展開が特徴の「Heavy」シリーズなど、デザインに彩りを加える特色豊かな欧文書体にも注目である。

そのほか、グローバルな情報発信にも対応できる多言語フォントがより充実している。オールドスタイルのゴシック体「A1ゴシック」に簡体字や繁体字が、欧文スーパーファミリー「Role」にインドと東南アジアの主要な種類の文字に対応する多言語展開ファミリーが、それぞれ登場している。

 

 

 

株式会社SCREENグラフィックソリューションズのヒラギノフォントには、人気書体「こぶりなゴシック」の最も細いウエイト、W0が追加される。

※ 「ヒラギノ」「こぶりな」 は、株式会社SCREENホールディングスの登録商標です。

 

 

 

 

2022年にモリサワグループの一員となった、台湾を代表するフォントメーカーArphic Typesからは、中国語の表現がより豊かになる簡体字・繁体字書体ラインナップを追加している。シンプルで可読性の高いユニバーサルデザイン(UD)書体「AR UDJingxiheiE1(アーフィックユーディージンシーヘイイーイチ) 」や、柔らかくも力強い印象の「AR ShuYuanSong(アーフィックスーユェンソン) Text H32」などArphic Typesの代表書体が仲間入りしている。

また、温かみとリズミカルな動きを表現した「AR Mochi(アーフィックモチ) H16C90」や、近未来的な雰囲気の「AR Xinyi(アーフィックシンイー)」は、翠流(すいりゅう)シリーズのベースとなった書体である。和文書体「翠流きら星」や「翠流アトラス」などと合わせて使うことにより、日本語と中国語の両方を必要とする場面でデザインの統一感が生まれている。

 

 

 

アメリカに拠点を置くOccupant Fontsの欧文ライブラリも加わる。Occupant Fontsは、タイプデザイナーとして長いキャリアを持ち、2017年からはモリサワUSAのクリエイティブディレクターとして活躍するサイラス・ハイスミスがリードする書体ライブラリである。シンプルながら遊び心を感じさせる書体「Magmatic(マグマティック)」や「Zócalo Text(ソカロテキスト)」のほか、目を引く華やかなディスプレイ書体「Occupant Gothic(オキュパントゴシック)」や「Biscotti(ビスコッティ)」など、バラエティ豊かなラインナップを追加している。欧文組版の選択肢が増えることはもちろん、和文書体との混植や併記利用で、表現の幅も一段と広がるという。

 

上記以外の書体を含む2024年度新書体の詳細はティザーサイト内の紹介ムービーで閲覧できる。新書体は今秋以降順次、高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを提供するサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」などの対象製品を通じて利用できる。

新書体ティザーサイト

https://new.morisawafonts.com/2024/

 

■対象製品

Morisawa Fonts ※1

MORISAWA Font Select Pack 製品 (※2

Webフォントサービス TypeSquare ※2

(※1MORISAWA PASSPORTへの新書体提供は終了している。新書体の利用についてはMorisawa Fontsへの移行の検討を。

詳細はこちら https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport/migration/

なお、業界別MORISAWA PASSPORTを利用中のユーザーは下記を参照。

■教育機関向け MORISAWA PASSPORT

https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport-for-education/fonts/

■公共団体向け MORISAWA PASSPORT

https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport-public/fonts/

MORISAWA PASSPORTのサービス終了予定のお知らせ以前に複数年で契約され、現在も利用中のユーザーを対象に、新書体サポートプログラムを実施している。対象条件などの詳細は下記を参照。

https://www.morisawa.co.jp/about/news/9507

※2)提供書体が一部異なる。詳しいラインナップは、新書体提供開始後、下記より対象製品を選択して確認を。https://www.morisawa.co.jp/fonts/specimen/

提供時期

2024年秋より順次

Morisawa Fontsへの契約移行に関する問い合わせ先

 〈MORISAWA PASSPORTご契約者様向け〉 Morisawa Fonts 移行サポートサイト

 https://mf-migration.morisawa.co.jp/hc/ja

 

同件に関する問い合わせ先

 株式会社モリサワ 東京本社 コーポレート・ブランディング部 広報宣伝課

 E-mail:pr@morisawa.co.jp

SNSでも最新情報を公開している

X(旧Twitter):@Morisawa_JP

Facebook@MorisawaJapan

 

※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。

※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。

 

 

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