新製品ニュース
2024.04.10
◆モリサワ 初の和文バリアブルフォント、4つの可変軸をもつ「DriveFlux」を発表
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、このほど、2024年度の新書体として、当社初の和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。
「DriveFlux(仮称)」は、バリアブルフォントとして新しくデザインされた、シンプルでシンメトリーな骨格と幾何学的なストロークで構成された和文書体。見出しなど、目を引きたいシーンに幅広く活躍している。
従来の静的なファミリー書体では、ウエイトや字幅ごとにフォントファイルが用意されてきたが、次世代のフォントフォーマットであるバリアブルフォントは、それらのフォントファイルを1つに集約し、軽量で柔軟なスタイル選択が可能となった。そして、モリサワにとって初めてとなる今回のバリアブルフォントは、“Drive your Design. Drive your Typeface.”をコンセプトに掲げ、可変機能を活かした多彩なデザインバリエーションを直感的かつシームレスに選択できるようにした。
タイポグラフィの世界に新たな一歩を踏み出し、自分だけのデザインを生み出せるバリアブルフォントに期待が寄せられている。
「DriveFlux」の紹介動画を公開中。
https://www.youtube.com/watch?v=GnS5UTDQ-8I
4つのデザインスタイルが可変軸として搭載
それぞれのデザイン軸を横断的かつ無段階に選択できるため、力強さやスピード感など、表現したいイメージを細部まで調整できる。
・太さを調節するWeight(ウエイト)軸
・エレメントに流線型のカーブデザインを与えるSmoothness(スムースネス)軸
・主に横画の太さを変化させるContrast(コントラスト)軸
・傾斜角を調節するSlant(スラント)軸
■仕様
・フォーマット…OpenType
・文字セット…Min2(※)
・プロポーショナルメトリクスやカーニング情報を搭載予定
(※)Adobe-Japan1に準拠するサブセットを採用し、4,833文字を収録したモリサワ独自の文字セットである。
■対象製品
Morisawa Fonts
https://morisawafonts.com/
「DriveFlux(仮称)」は、2024年度中の提供に向けて開発を進めている。提供時に仕様やデザイン等が変更となる場合がある。
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ コーポレート・ブランディング部 広報宣伝課
E-mail:pr@morisawa.co.jp
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
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