新製品ニュース
2025年12月
2025.12.05
◆富士フイルムグラフィックソリューションズ 安全性に優れたクラウド環境で、印刷物やWebコンテンツ、動画などの管理業務を効率化 クラウド校正システム「R.X(アール・エックス)」来春発売
富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:山田 周一郎)は、このほど、印刷物をはじめ動画やWebコンテンツなどさまざまな制作物の企画推進、校正・確認・進捗管理等の業務をクラウド上で一括管理可能なクラウド校正システム「R.X」の提供を来春より販売開始することを発表した。

昨今、印刷会社では、多品種小ロット化やセキュリティの向上などユーザーの多様化する要望への対応や、業務効率化が大きな課題となっている。こうした課題を解決するため、当社は、複数の担当者・拠点・制作会社・クライアント企業間で校正・検版・進捗管理をオンライン上でリアルタイムに行い、印刷物制作業務の効率化を推進するWebポータル 『XMF Remote』を提供してきた。
そこで同社は、このほど、印刷物制作業務のさらなる効率化とセキュリティ強化を目指し、クラウドベースのコミュニケーションツールに高い実績とノウハウを持つ株式会社Brushupと提携し、同社が持つさまざまな制作物の企画制作を効率化するコミュニケーションプラットフォーム『Brushup』をベースとしたクラウド校正システム「R.X」の提供を来春より開始することになった。同システムでは、印刷物制作時にRIP演算後のデータを活用し、ユーザーから高い信頼性が求められる校正工程の効率化や、クラウド上での作業が可能なため、セキュリティの高い環境下で制作物作成時の作業効率・柔軟性向上を実現している。
【クラウド校正システム「R.X」の主な特長】
静止画・動画・文書データなど、さまざまな形式のデータのアップロードを可能とし、複数のスタッフ・拠点・企業間で、オンラインによるファイル共有や校正・検版作業を実現。ガントチャートで制作物の進捗状況を見える化できるため、制作に関わる業務のDXを推進できる。
オンライン上で制作物のファイル共有・プレビュー・校正指示・検版が行えるため、業務の効率化を推進。最新データを一目で把握でき、修正履歴の確認も行えるため、印刷ミスやロスなどの削減が可能。
l 高い信頼性が求められる印刷物の校正は、ワークフローシステム『FUJIFILM WORKFLOW XMF』との連携により、RIP演算後のデータを活用し、作業可能。
l 制作物ごとにプロジェクトメンバーの登録ができるため、パートナー企業やクライアントとも共通のツール上でコミュニケーション・進捗管理が可能。
静止画・動画・Webコンテンツ・音楽・文書データなどさまざまなコンテンツに対応。クラウド上で作業ができるためレビューや校正を効率的に実施可能。

クラウド校正システム「R.X」のレビュー画面の主な機能

印刷物制作工程におけるクラウド校正システム「R.X」と「FUJIFILM WORKFLOW XMF」
との連携イメージ
【提供開始予定日と価格】
l 提供開始日:来春(2026年4月頃)
l 価格:オープン
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【問い合わせ先】
富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社 DX統括部
〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
TEL:03-6419-0352
FAX:03-6419-9883
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