新製品ニュース
2024年09月
2024.09.17
◆リコー モノクロプロダクションプリンター「RICOH Pro 8420S/Pro 8410S/Pro 8400S」「RICOH Pro 8420Y/ Pro 8420HT/Pro 8410Y/Pro 8410HT」を発売
~高品質と高生産性を両立、環境に配慮した設計・機能でサステナブルな社会の実現に寄与~
株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、コピー/スキャナー機能を搭載した「RICOH Pro 8420S」「RICOH Pro 8410S」「RICOH Pro 8400S」、プリンター専用モデルの「RICOH Pro 8420Y」「RICOH Pro 8420HT」「RICOH Pro 8410Y」「RICOH Pro 8410HT」のあわせて5機種7モデルを2024年9月19日に発売する。
新製品は、「RICOH Pro 8320S/8310S/8300S」「RICOH Pro 8320Y/8320HT/8310Y/8310HT」の後継機に位置付けられます。
前身機同等となる高速出力、高画質に加えて、新たなADF(自動原稿送り装置)の採用で名刺や領収書など小サイズ原稿の読み取り対応やスキャンスピードが向上*1。さらに、オフィス向け複合機と共通の操作部を採用することで、さまざまなアプリケーションの利用が可能となっている。紙折りオプションは省スペースながら出力物の積載量が向上している。これらの進化した機能や多彩なオプションで生産性向上に貢献することで、官公庁やオフィスでの大量出力業務や、商業印刷など幅広く活用できる。
機器本体には再生プラスチック*2や電炉鋼板*3を使用しており、ユーザーの環境経営への取り組みに寄与していく。
リコーは今後も人にやさしいデジタルで“はたらく”に寄り添い、ユーザーがはたらく歓びを感じる、そのサポートをしていく。
*1 ADFの搭載は「RICOH Pro 8420S/Pro 8410S/Pro 8400S」のみである。
*2 一度使用されたプラスチックを回収し、再利用して作られたプラスチックのこと。
*3 原則として、鉄スクラップを100%原料とする鋼板。
新製品の主な特徴
1. 前身機を引き継ぐ高品質とユーザビリティー向上で安定した稼働をサポート
●面発光型半導体レーザーVCSEL*4技術を搭載し、解像度2,400×4,800dpiの高画質を実現。
●スキュー(紙の傾き)補正を行うメカニカルレジストレーション機構に前身機で搭載したCIS
(Contact Image Sensor)を採用することで、濃色紙や濃色デザインのプレプリント紙など、これまで読み取りづらかった用紙でも端部を正確に検知し、 正確な搬送を継続。台形での表裏画像倍率 補正が可能。
●リコーのオフィス向け複合機と同じ操作部を採用。アプリケーションサイトからさまざまなアプリケーションの活用が可能。
●前身機で搭載された自動復帰機能が不定形サイズに対応し、操作を停止せずに紙詰まりや多重給
紙を解消。ダウンタイムを最小限化。
*4 Vertical Cavity Surface Emitting Laser。多ビームによるレーザー書き込みが可能な技術。40チャンネル面発光型半導体レーザーアレイ素子(VCSEL)
2. 進化した機能と多彩なオプションで高生産性を実現
●「RICOH Pro 8420S/Pro 8410S/Pro 8400S」は、スキャナー読み取り速度が両面A4ヨコ280ページ /分(200/300dpi時)と前身機より向上。また名刺や領収書など小サイズ原稿の読み取りに対応。
●エアピック式A3LCT(大量給紙トレイ)は新たに3連結まで対応。多様な用紙を大量に給紙セットできるため、紙を入れ替えることなく連続した印刷が可能。
●省スペース型中綴じフィニッシャーの積載量が、2,000枚から3,000枚に向上。
●フィニッシャーSR5110/SR5120は2段シフトソートトレイでリミットレス排紙にも対応し、お客様の業務を止めずに出力が可能。
●紙折りユニットは、従来機の半分以下の幅で省スペース。折り品質が向上し、折り畳みの高さ低減で積載量が増加。厚い用紙にも対応。
●Plockmatic International AB製の前後処理機に本体直結で対応。印刷から三方断裁や角背加工の中綴じ製本といった後処理まで簡易操作で可能。
3. 環境に配慮した製品設計
●再生プラスチック材、電炉鋼板*3を機器本体に使用。
RICOH Pro 8420S RICOH Pro 8420Y
2024.09.13
◆モリサワ 「Morisawa Fonts」から使いたいフォントが選べる新プラン「Select8」「Select24」と「Webフォント」を2024年9月12日より提供開始
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」にて使いたいフォントが選べる新プラン「Select8」「Select24」と「Webフォント」を、2024年9月12日(木)よりオンラインで提供開始した。
「Select8」「Select24」は、好きなフォントを選んで利用できるデスクトップフォントのプランである。書体選択は契約単位となるため、複数ライセンスでご契約の場合も全員が同じ書体を使うことができ、プロジェクトやプロダクト単位のチームでの利用に適している。また、「Webフォント」提供開始により、Morisawa Fontsは共通のMorisawa IDでデスクトップフォントとWebフォントを購入・利用が可能となるプラットフォームへと進化している。用途やプロジェクトの規模に応じて最適なプランを選択でき、豊富なフォントライブラリーを効率的に利用することが可能である。これにより、ユーザーの幅広いクリエイティブ活動を支援するとともに、より効果的なデザインを実現することができる。
提供プラン
■Select8
Select8は、モリサワ、TypeBank、字游工房、Arphic Typesをはじめとする1,400書体以上のラインナップから8書体を選択して利用できるため、利用したいフォントが限られるユーザーはもちろん、初めてモリサワのフォントを利用されるユーザーにも使いやすいプランである。契約期間は1年で、価格は1ライセンスあたり26,400円(税込)である。
対象フォントや詳しい利用方法、購入手順については、Select8プラン紹介ページを参照。
https://morisawafonts.com/plans/select8/
■Select24
Select24は、Morisawa Fonts スタンダードプランと同じ2,000書体以上から24書体を選択して利用できるため、複数のフォントファミリーを使用したい方も使いやすく、デザインやコミュニケーションの品質向上に寄与するプランである。契約期間は1年で、価格は1ライセンスあたり43,560円(税込)である。
対象フォントや詳しい利用方法、購入手順については、Select24プラン紹介ページを参照。
https://morisawafonts.com/plans/select24/
■Webフォント
Webフォントは、特定のフォントスタイルを事前に登録して、必要なフォントファイルのみを配信するため、Webページの読み込み速度のパフォーマンス向上および信頼性の高い配信を実現している。また、JavaScriptを必要とせず、WebサイトのHTMLに配信用の埋め込みコードを組み込むだけで簡単に実装できることから、作業も容易になっている。契約期間は1年で、価格は年間1,200万PVあたり66,000円(税込)〜。
対象フォントや詳しい利用方法、購入手順については、Webフォントプラン紹介ページを参照。
https://morisawafonts.com/plans/webfont/
Morisawa Fontsについて
Morisawa Fontsはクラウド型のフォントサブスクリプションサービスである。 グラフィックデザイン、WebサイトやプロダクトのUI/UX、映像や動画といったモーショングラフィックスなど、さまざまなクリエイティブスタイルに必要なフォント環境を柔軟に提供している。また、事業規模に応じたエンタープライズ要件に対応する機能も随時アップデートし、効率的なワークフローをサポートしている。さらに、日本国内だけでなく2024年3月にはシンガポールで販売開始するなど、国境をまたぐグローバルなクリエイティブワークにも対応していく。
Morisawa Fontsのサービスサイト https://morisawafonts.com/
●同件に関する問い合わせ
https://support.morisawafonts.com/hc/ja/requests/new
SNSでも最新情報を公開している
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2024.09.04
◆モリサワ 2024年度新書体を追加発表 世界観づくりにぴったりな和文デザイン書体やグローバルな情報発信にも対応できる多言語書体など 新書体ティザーサイトや紹介ムービーも同時公開
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、2024年度新書体として、すでに発表済みの写研フォントや当社初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」に加えて、世界観づくりにぴったりな和文デザイン書体やグローバルな情報発信にも対応できる多言語書体など、合わせて140以上のファミリーをリリースすることを発表した。
また、このほどの追加ラインナップ発表に合わせ、新書体ティザーサイトを公開した。サイト内では、ラインナップや書体見本をまとめた紹介ムービーを掲載している。新書体のデザインや特徴については、紹介ムービーで閲覧できる。
新書体ティザーサイト
https://new.morisawafonts.com/2024/
Morisawa Fonts 2024年度 新書体紹介ムービー
https://youtu.be/bFRz3RvBKls
今年度は、サイケデリックなアートや音楽からインスパイアされた極太の「虹蛸天国(にじたこてんごく)」のほか、丸い輪のような装飾が楽しげな印象を与える「はるかぜ」、江戸文字からインスパイアされた「てやんでぇ」など、世界観づくりにぴったりなデザイン書体をリリースする。さらに書家による毛筆の文字が元となった 「花氷(はなごおり)」など、華やかな筆文字系デザイン書体の選択肢が広がっている。明朝体には、2023 年にリリースした「欅(けやき)明朝 Oldstyle」の見出し書体「欅見出明朝」や、人気の「秀英にじみ」シリーズから「秀英にじみ初号明朝」などを新たに追加します。ユニークなファミリー展開が特徴の「Heavy」シリーズなど、デザインに彩りを加える特色豊かな欧文書体にも注目である。
そのほか、グローバルな情報発信にも対応できる多言語フォントがより充実している。オールドスタイルのゴシック体「A1ゴシック」に簡体字や繁体字が、欧文スーパーファミリー「Role」にインドと東南アジアの主要な種類の文字に対応する多言語展開ファミリーが、それぞれ登場している。
株式会社SCREENグラフィックソリューションズのヒラギノフォントには、人気書体「こぶりなゴシック」の最も細いウエイト、W0が追加される。
※ 「ヒラギノ」「こぶりな」 は、株式会社SCREENホールディングスの登録商標です。
2022年にモリサワグループの一員となった、台湾を代表するフォントメーカーArphic Typesからは、中国語の表現がより豊かになる簡体字・繁体字書体ラインナップを追加している。シンプルで可読性の高いユニバーサルデザイン(UD)書体「AR UDJingxiheiE1(アーフィックユーディージンシーヘイイーイチ) 」や、柔らかくも力強い印象の「AR ShuYuanSong(アーフィックスーユェンソン) Text H32」などArphic Typesの代表書体が仲間入りしている。
また、温かみとリズミカルな動きを表現した「AR Mochi(アーフィックモチ) H16C90」や、近未来的な雰囲気の「AR Xinyi(アーフィックシンイー)」は、翠流(すいりゅう)シリーズのベースとなった書体である。和文書体「翠流きら星」や「翠流アトラス」などと合わせて使うことにより、日本語と中国語の両方を必要とする場面でデザインの統一感が生まれている。
アメリカに拠点を置くOccupant Fontsの欧文ライブラリも加わる。Occupant Fontsは、タイプデザイナーとして長いキャリアを持ち、2017年からはモリサワUSAのクリエイティブディレクターとして活躍するサイラス・ハイスミスがリードする書体ライブラリである。シンプルながら遊び心を感じさせる書体「Magmatic(マグマティック)」や「Zócalo Text(ソカロテキスト)」のほか、目を引く華やかなディスプレイ書体「Occupant Gothic(オキュパントゴシック)」や「Biscotti(ビスコッティ)」など、バラエティ豊かなラインナップを追加している。欧文組版の選択肢が増えることはもちろん、和文書体との混植や併記利用で、表現の幅も一段と広がるという。
上記以外の書体を含む2024年度新書体の詳細はティザーサイト内の紹介ムービーで閲覧できる。新書体は今秋以降順次、高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを提供するサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」などの対象製品を通じて利用できる。
新書体ティザーサイト
https://new.morisawafonts.com/2024/
■対象製品
Morisawa Fonts (※1)
MORISAWA Font Select Pack 製品 (※2)
Webフォントサービス TypeSquare (※2)
(※1)MORISAWA PASSPORTへの新書体提供は終了している。新書体の利用についてはMorisawa Fontsへの移行の検討を。
詳細はこちら https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport/migration/
なお、業界別MORISAWA PASSPORTを利用中のユーザーは下記を参照。
■教育機関向け MORISAWA PASSPORT
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport-for-education/fonts/
■公共団体向け MORISAWA PASSPORT
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport-public/fonts/
MORISAWA PASSPORTのサービス終了予定のお知らせ以前に複数年で契約され、現在も利用中のユーザーを対象に、新書体サポートプログラムを実施している。対象条件などの詳細は下記を参照。
https://www.morisawa.co.jp/about/news/9507
(※2)提供書体が一部異なる。詳しいラインナップは、新書体提供開始後、下記より対象製品を選択して確認を。https://www.morisawa.co.jp/fonts/specimen/
■提供時期
2024年秋より順次
●Morisawa Fontsへの契約移行に関する問い合わせ先
〈MORISAWA PASSPORTご契約者様向け〉 Morisawa Fonts 移行サポートサイト
https://mf-migration.morisawa.co.jp/hc/ja
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ 東京本社 コーポレート・ブランディング部 広報宣伝課
E-mail:pr@morisawa.co.jp
SNSでも最新情報を公開している
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
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