新製品ニュース
2024.03.27
◆富士フイルムグループ 商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」を初出展
富士フイルムグループは、drupa2024 にて世界展開する商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」を初出展する。
同社は、1970 年代後半よりインクジェット技術の開発に着手し、2011年に世界初のシングルパス枚葉インクジェットプリンター Jet Press 720 を発売した。同製品は1200dpi の高解像印刷とオフセット印刷を凌駕する高品質を実現し、ワールドワイドの商業印刷市場においてこれまでに累計300 台以上の販売実績を持っている。
同じく2011 年には、連帳インクジェットプリンターを日本・アジアパシフィックのトランザクション市場に、2019 年には日本の商業印刷市場に向けて販売を開始した。トランザクション市場に対しては、同社開発のプリントサーバーによりバリアブルデータの高速大量安定出力を、商業印刷市場に対しては、プレコートレスインクによりユーザーが求める高画質を実現した。日本・アジアパシフィックにて、これまでに累計150 セット以上を販売し、トップクラスの販売シェアを獲得してきた。
同社はこの度、これらのインクジェット事業で長年培った経験と技術力を結集し、ユーザーのニーズに対応するために開発した商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」をdrupa2024 にて初出展する。新開発の水性顔料インクの採用により、非コート紙・インクジェット専用紙に加え、オフセットコート紙への高画質な印刷を実現した。
また、「Jet Press 1160CFG」は富士フイルムグループ独自の新技術「ペーパースタビライザー※1」を採用した革新的なインクジェットプリンター。インクジェット前に用紙コンディションを制御する新たなコンセプトを採用することで、「厚紙でのインク定着性」「薄紙での波打ち」「環境や季節による品質変動」といった、これまで連帳インクジェットプリンターのユーザーが抱えていた生産課題を解決する。ダイレクトメールやパンフレットをはじめとする商業印刷の幅広い用途で活用が可能で、drupa2024 ではこの新たな技術をデモンストレーションにて初披露する。
同社は、同製品の提供を通じ、ユーザーのビジネスにおける付加価値向上と省力化を実現するとともに、今後もユーザーの印刷ビジネスの拡大に貢献していくとしている。
※1 : 用紙コンディションを制御する技術
2024.03.27
◆富士フイルムグループ 「Revoria Press GC12500」drupa2024で欧州の展示会において初めて展示 ~世界初、乾式トナー方式によるB2サイズ枚葉デジタルプレス
富士フイルムグループは、5 月28 日からドイツ・デュッセルドルフで開催される、世界最大規模の印刷・メディア産業展drupa 2024 に出展し、世界初となる乾式トナー方式によるB2 サイズ枚葉デジタルプレス「Revoria Press GC12500」を欧州の展示会において初めて展示する。
同社では、印刷市場に向け、業界最高水準の画像品質と印刷速度を誇るB2 枚葉デジタルプレス「JetPress 750S」を水性インクジェット方式のフラッグシップ機として累計300 台以上の販売実績を持っている。
「Revoria Press GC12500」 は、乾式トナー方式での対応サイズをA3 からB2 に拡げた商品で、生産効率、高いスキルを必要としない操作性、メディア汎用性を強みとする。これらの特徴と高い印刷品質とを両立した本商品をB2 機ラインナップに加えることで、デジタル印刷市場の拡大を加速させる。
同商品は、デジタルB2 機市場では最大となるB2XL サイズ※1(750mm x 662mm)用紙に対応している。A4 サイズが最大6 面付け可能であり、A4 250ppm の高い生産性を発揮する。ポスター等の大判アプリケーション以外にも小サイズアプリケーションの効率的な多面付けが可能になり、生産性の向上に貢献。給紙部/排紙部とマシン操作パネルを1か所にまとめたオリジナルの構成は、印刷オペレーターの日々の作業性や生産性を格段に高めることができる。
多くのユーザーに利用されているPOD 機と同様、特別なスキルを必要とせずB2 印刷を可能にすることが、乾式トナー技術でB2 デジタル機を開発した最大の理由。またメンテナンス性の向上、定期作業の最適化を図る事でダウンタイムの最小化も実現している。
これまで乾式トナー技術ではB2 用紙への印刷は困難とされてきたが、その実現のため独自の新技術も搭載している。定着部や現像機の機構を新たに開発したことで、印刷工程で用紙へかかる負荷を軽減し品質や画質を高めている。新たな技術により、最大用紙サイズをB2XL まで拡大した上で、用紙坪量も64g/㎡から450g/㎡まで自動両面で対応した。乾式トナーの強みでもある幅広い用紙対応力※2と併せ、適応するアプリケーションの幅を広げる。
drupa 2024 の出展ブースで同商品を「Jet Press 750S」とともに展示する予定。乾式トナー方式とインクジェット方式のB2 デジタル機を、唯一有する富士フイルムのデジタル印刷技術が導く幅広いソリューションと、新たな印刷ビジネスの拡がりと可能性をブースにて紹介する。
※1 : 一般的なB2サイズ(728mm×515mm)を上回る同社独自の用紙サイズ
※2 : 特殊用紙の使用には、一部制限あり
2024.03.27
◆富士フイルムグループ 進化を続けるRevoria Pressが新たな価値を提供 ~ユーザーのビジネスに貢献する新ラインアップ登場~
富士フイルムグループは、2021 年7 月にプロダクション関連商品のブランドとして新たに「Revoria」を立ち上げ、ハイエンドプロ市場向けのプロダクションカラープリンター「Revoria Press PC1120」とプロフェッショナルからオフィスまで幅広くビジネスを支えるプロダクションモノクロプリンター「Revoria Press E1」シリーズの2 機種を発売し、以降、Revoria ブランド商品を拡充してきた。
「Revoria」は、「プロダクションプリンティング領域のビジネスに変革を起こすことで、未知なる地を切り拓き、顧客と共にこれまでにない価値を創出していく」という想いと決意を示し、ユーザーのデジタル化を強力にサポートしていく。
特にRevoria Press PC1120 は、ビジネスユーザー向け印刷機器の独立評価機関である米国のKeypoint Intelligence 社より、「Buyers Lab(BLI) 2022 PRO Award」をハイボリューム CMYK+機部門で受賞するなど、各方面から高画質、高生産性と特殊色による付加価値創出に対する高い評価を受けて、欧米やアジアパシフィックなどワールドワイドの市場でドライトナーによるプロダクションプリンティングの領域をけん引してきた。
drupa 2024 では、そのRevoria Press PC1120 を核として、さらなる拡充を図った新たなRevoriaPress の商品ラインアップを披露する。世界で初めて最大用紙サイズをB2XL サイズ (750 × 662㎜) まで拡張し、A4×最大6 面付けやポスターなどの大判アプリケーションにも対応したRevoria PressGC12500 を展示。さらに、最大の特徴の一つである特殊色の技術を搭載しながら、幅広いユーザーが利用できるミッドレンジの新商品2 機種を初披露する。
以上の新商品の他にも、ドライトナーのデジタルプリンティングによるアプリケーションの可能性を拡げるための新オプションも、技術展示として紹介予定。昨今の人件費高騰やオペレーター確保の課題解決に寄与するインライン中綴じ製本機や、色域拡大に寄与する新たな特殊色の他、接着機能を持つ、世界初の機能性トナー「圧着トナー」も欧州初展示の自動化ラインと共に紹介する。
2024.03.26
◆富士フイルム 軟包装印刷市場を対象とした水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」新発売 多品種・小ロット印刷に対応し、高い生産性を実現
富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、インクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして、軟包装印刷市場を対象とした水性インクジェットプレス「Jet Press FP790」を、3月26日発売した。「Jet Press FP790」は、食品や日用品などの軟包装の多品種・小ロット印刷に対応し、高い生産性を実現します。なお、当社が、軟包装印刷を可能とする水性インクジェットプレスを市場投入するのは、今回が初めてである。
Jet Press FP790
食品や日用品などの軟包装印刷市場では、絵柄ごとに版を作成する、フレキソ印刷※1やグラビア印刷※2などの同じ絵柄の大量印刷に向いたアナログ印刷が一般的である。一方、インクジェットをはじめとするデジタル印刷は、版の作成が不要で、絵柄データを印刷機に直接送って印刷できることから、多品種・小ロットでの絵柄印刷を可能とし、顧客からのニーズに柔軟に対応することが可能である。
同社は、2011年にインクジェットデジタルプレス「Jet Press 720」(現在は「Jet Press 750S」を後継機種として販売)を、他社に先駆けて世界の商業印刷市場に導入し、オフセット印刷を凌駕する高画質を実現している。同社は、商業印刷市場で培ったインクジェットの知見や機器の販売ノウハウなどを生かし、今回新たに軟包装印刷向けに「Jet Press FP790」を市場導入した。
「Jet Press FP790」は、軟包装の多品種・小ロット印刷に対応した水性インクジェットプレスで、最大790mm幅のフィルム基材※3に対して毎分50mでの高速印刷を可能とし、高い生産性を発揮する。
また、CMYK※4各色のプリントヘッドに加え、2組の白色プリントヘッドを搭載した。これにより、パッケージの見た目を大きく左右する、カラー印刷の下地色となる白色の濃度を向上させ、カラーインクの発色性を高めることが可能。色鮮やかな印刷を実現する。さらに、印刷前の基材に処理液を塗布する機構を搭載し、撥水性のあるフィルム基材に対しても高いインク密着性を付与します。このほか、1200 dpi × 1200 dpiのプリントヘッドにより、高解像度での印刷が可能である。
同社は、今後も、デジタル化が加速する印刷市場に対して、画期的な製品を開発・提供し、世界の印刷産業の発展に貢献していく。
なお、同製品は、5月28日(火)から6月7日(金)にドイツ・デュッセルドルフで開催される国際印刷・メディア産業展「drupa 2024」の富士フイルムブースにて出展予定である。
同件に関する問い合わせ先
◆報道関係
富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL 03-6271-2000
◆ユーザー
富士フイルム株式会社
グラフィックコミュニケーション事業部
TEL 03-6271-3961
2024.03.05
◆サイバーテック マニュアル作成支援システム「PMX」新バージョンをリリース! ~描画機能の追加とともに、HTMLマニュアル関連の機能を強化~
国産のマニュアル用CMS製品としてサイバーテックが提供する、マニュアル作成支援システム「PMX」は2022年2月にメジャーバージョンアップを行い、Version6.0をリリースした後、2022年7月1日にVersion6.1、2023年6月30日にVersion6.2をリリースしている。
今回のバージョンアップでは、マニュアルで求められる図表やフローチャートなどを描画できる機能が実装された事に加え、HTMLマニュアルに関する様々な機能が強化されている。単に閲覧をしてもらうためにマニュアルを公開するだけではなく、マニュアルに対するアクセス状況を把握することが可能となっている。同機能により、閲覧ユーザーがどの部分に関心があるかを把握することにより、良く見られている箇所とそうではない箇所を把握することで、次回改訂時の参考にすることが可能であるだけではなく、ユーザーがどの箇所に関心があるかを把握することで、新商品開発に必要となる情報を取得することができる。
サイバーテックは「日本企業による、日本企業のための、日本企業のマニュアル作成支援システム」として、クラウドでも手軽に活用頂ける「PMX」をより多くのユーザーに利用できるよう、さらに機能強化を継続的に行い、より皆様のDX推進に活用いただける製品を提供している。
■今回の「PMX」Version6.3 へのバージョンアップに関する概要とポイント
◎描画ツールによる、フローチャートや挿絵の作成機能
PMXには画像描画機能がなかったが、今回のバージョンアップにより、Webブラウザから扱える画像描画機能を実装した。同機能を用いた描画済みの画像はSVG形式によるベクター形式の素材データとして保存されるが、外部から取り込んだ画像の修正などもPMX内の本機能で行うことが可能である。さらに、図表内の引き出し線で記述したテキストデータ部分なども翻訳対象とすることが可能となるため、従来から有している「素材の多言語素材」オプションを活用することで、多言語の図表やフローチャートを言語ごとに自動的に差し変える、といった運用が効果的に実現できる。
◎GA4によるHTMLマニュアルへのアクセス状況把握機能
Webページへのアクセス状況解析で多用されているGA4(Google アナリティクス 4)のタグをHTMLマニュアルに埋め込む機能を実装している。この機能により、PMXで出力したHTMLマニュアルをWebサーバー、あるいはPMXとのシームレス連携が可能なマニュアル公開ポータルシステム「DocuPortal」内に設置するだけで、設定したタグと連動したGA4にて、HTMLマニュアルへのページ単位のアクセス状況を把握することが可能である。
◎PMXの状況をさらに把握できるように、ユーザー側で確認可能となるパラメーターを増加
PMXでは、コンテンツの再利用性を高めながら多品種のマニュアルを作成することが可能であり、同時にマニュアルの多言語化・構造化が実現できるが、それだけに素材やコンテンツ数は飛躍的に増加することになる。今回のバージョンアップにより、PMXで運用・管理されているトピック数や使用ディスク容量がすぐに把握できるようになるため、現在の利用状況がすぐに把握可能となっている。また、言語ごとに変わるトピック内のコンテンツの長さに関しても、視認性を高めている。
◎HTMLマニュアル出力時のメタ タグ情報出力を強化
PMXでは、トピック・マップ・素材などのコンテンツにさまざまな属性情報を設定することができるが、今回のバージョンアップでは、HTMLマニュアルを出力する際に、属性情報をメタ情報として付与する機能を強化した。この機能により、HTMLマニュアルとしてだけではなく、外部公開用のFAQなどに静的HTMLコンテンツとして活用した場合において、オーガニック検索による対象コンテンツの上位表示が期待できる。
◎外部ポータルシステムとの連携機能
PDFやHTMLのマニュアルデータを出力する際に、PMXで管理するさまざまな属性情報をCSV形式で同時に出力することが可能である。この機能により、サイバーテックが別途提供するマニュアル公開ポータルシステム「DocuPortal」以外のドキュメントポータル公開システムや、Web CMS、独自開発されたWebシステム側でCSVデータを活用することにより、さまざまなWebサイトでマニュアルデータの属性検索が可能となっている。
■マニュアル作成支援システム「PMX」とは?
DTPソフトやMS Wordなどのデスクトップツールを使った属人的な制作フローではなく、チーム・ドキュメンテーションを実現する、画期的な国産のマニュアル作成支援システムである。マニュアルを構造化することでコンテンツの標準化と共通化を実現し、クオリティを向上させる。変化に強いXMLデータベースでコンテンツを一元管理することにより、PDF組版とHTML形式によるWebマニュアル出力をワンソースで出力可能。赤入れや手戻りが無くなり、制作業務のカイゼンによる効率化と配信スピード向上・翻訳コストの削減や、改訂時のヌケモレ防止による品質向上を実現している。AI翻訳機能やコンピュータ支援翻訳(CAT)ツールとの連携により、マニュアルの多言語化を効果的に行うことが可能である。
■マニュアル作成支援システム「PMX」が向いているドキュメント
◎製造業様
マニュアル全般(操作マニュアル・取扱説明書・サービスマニュアル)・規格票・技術標準文書・作業指示書
◎ソフトウェア
ユーザーズガイド・リファレンスマニュアル・オンラインヘルプ・FAQ・運用保守マニュアル
◎金融・サービス業様
業務マニュアル・事務規程集・契約書・報告書・オペレーションマニュアル・約款・規約
◎教育・出版業様
デジタル教材・プリント・副教材・問題集・学習参考書・定期刊行物・加除式書籍
■マニュアル作成支援システム「PMX」システム概要図
マニュアル作成支援システム「PMX」は、基本機能に加え、コンピュータ支援翻訳(CAT)ツールや、ドキュメント公開ポータルシステムなどの、様々な外部ツールとの連携が可能となった。国内シェアNo.1のXMLデータベース「NeoCore」を内蔵することで、コンテンツの一元化と高速検索を可能にしている。
■マニュアル作成支援システム「PMX」基本機能一覧
多言語コンテンツ管理(トピック、マップ、素材、属性、バージョン)
コンピュータ翻訳支援(CAT)ツールとのシームレス連携
素材データ管理(画像、動画、Excelファイル)
トピック作成編集エディタ
マップ構成編集(新規作成・改訂)
Microsoft Word / FrameMakerデータの取り込み
Adobe InDesign連携
Webマニュアル(HTMLアーカイブ)/ PDF / MS Word / XML による出力
ワークフロー機能
AI(人工知能)による、校正支援(ゆらぎ検出)・AI翻訳
セキュリティ/ユーザー管理/グループ管理/アクセス管理
■マニュアル作成支援システム「PMX」紹介ページ
マニュアル作成支援システム「PMX」を案内するWebサイトは以下から
URL: https://www.cybertech.co.jp/xml/pmx/
サイバーテックは、DXの推進がますます進む今後の情報化社会において、企業内ドキュメントの革新的な生産性向上・再利用促進を目指しています。様々なユーザーの皆様からの声を反映させた内容を盛り込んだ形で機能強化を行い、今回リリースした次世代マニュアル作成支援システム「PMX」Version6.3において、マニュアルからDX対応を目指す企業をより強力にサポートいたします。
<同件に関する問い合わせ先>
株式会社サイバーテック 管理部 広報担当:薮田
〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
TEL:03-5457-1770 FAX:03-5457-1772
URL:https://www.cybertech.co.jp/
メール:info@cybertech.co.jp
2024.02.22
◆ビジュアル・プロセッシング・ジャパン 最先端のAI技術を提供するax社と協業 デジタルアセット管理「CIERTO」の最新バージョンにおいてAI機能の強化を実現
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(本社:東京渋谷区、代表取締役社長 三村 博明、以下VPJ)は、このほど、最先端のAI SDKを開発するax株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 寺田健彦、以下ax社)と協業し、VPJが提供するデジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」(シエルト)に、高度なAI技術を搭載した新バージョンをリリースした。
新たにリリースされた「CIERTO」には、メタデータの自動入力や類似画像検索など最新のAI機能が搭載されており、これまで以上に直感的で効率的なコンテンツ管理運用が可能になっている。VPJとax社では、今後も継続的にAI機能の強化を計画しており、OCR機能や音声認識機能など利用者にとって最適なデジタルエクスペリエンスを提供する予定である。
これらのAI機能はCIERTOの標準機能として搭載されており、追加料金は発生しません。なお、CIERTOのクラウド利用料金は月額(1TB/10user)149,000円からとなっている。
<「CIERTO」に搭載したAI機能 >
AIによるアセットメタデータの自動入力
AIが判断したコンテンツ情報をCIERTOのメタデータとして自動で入力する機能を実装。これにより、手作業でのメタデータ入力の手間が軽減され、正確かつ迅速なデータ整理を実現している。
AIによる類似画像検索
類似画像検索では、特定の画像をもとに似た要素をもつ画像をAIが判断し検索できるようになった。これにより、特定の画像に関連するコンテンツを素早く見つけることができ、効率的な検索と活用促進を実現している。
VPJは今後も「CIERTO」のAI機能を充実させ、利用者により高度な機能と使いやすさを提供していくとともに、新たな技術の導入や利用者からのリクエストをもとに更なる機能充実を図り、先進的で洗練されたデジタルアセット管理のソリューションを提供していく。
関連情報 :「CIERTO」
デジタルアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」は、企業の事業活動(広報・宣伝・販促・営業活動)における媒体・コンテンツ制作に関わるあらゆる情報をクラウドやライセンスベースで一元管理するシステムである。コンテンツ制作に関わる各関係者は、CIERTOを中核にオンラインで制作工程を進行することにより、媒体制作における生産性向上やリモートワークが実現する。CIERTOは商品に関わるマスタ情報を一元管理し、ECサイト、Web-CMSへの情報配信も支援し、統一された情報を多メディアに展開することでのブランド管理やチャネル配信のリードタイム短縮を実現し、企業の販促活動をサポートする。
CIERTOは日本国内における実績と先進性を評価されて、総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」において総合グランプリを受賞している。2022年には「APAC CIOOutlook」において「2022DAMソリューションプロバイダTOP10」に選出されている。
◆製品・リリースに関する問い合わせ先
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
TEL:03-4361-2018 FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp
2024.02.06
◆SCREENグラフィックソリューションズ 印刷市場に革新もたらす「Truepress JET 560HDX」を開発
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)は、このほど、商業印刷・DM印刷・出版印刷市場向けの新たなラインアップとして、高速連帳デジタルインクジェット印刷機「Truepress JET 560HDX」を開発したことを発表した。
商業印刷市場では、デジタル情報と連動させて内容をカスタマイズする販促物の活用や、より短いサイクルで内容を切り替えていくマーケティング手法が、ブランドオーナーから求められている。そのため、多品種小ロット印刷やバリアブル印刷が可能なデジタル印刷機を活用する機会が増えている。また、出版印刷市場においても、デジタル印刷機の導入により、ロングテールの書籍生産体制を少部数生産に最適なラインへと切り替えるケースが増えている。
SCREEN GAではこれらのニーズに応えるため、「Truepress JET 520HDシリーズ」と「Truepress ink SC/SC+」により、オフセットコート紙にインクジェットで直接印刷することをいち早く実用化した。また、自動化・省人化を実現するために、外部システムと容易にインテグレーションが可能な「EQUIOS」のデジタルフロントエンドシステムを提供し、印刷業界の変革に貢献してきた。
そしてこのほどSCREEN GAは、さらなる印刷の革新を促す新製品「Truepress JET 560HDX」を開発。用紙幅560mmに対応し、最大印刷速度150m/分、最大印刷解像度1,200dpi×1,200dpiの範囲において、複数モードでの印刷が可能な装置となっている。また、搭載する新開発のインク「Truepress ink SC2」は、オフセットコート紙に表面処理なしで直接印刷できる高濃度インクであり、色彩豊かな画像をより鮮やかに表現でき、細やかな文字も鮮明に印刷できる。さらに、新構造のドライヤーユニットにより、高いインク濃度の印刷物を効率的に乾燥させることができるため、さまざまな用紙において高品質な印刷を実現している。
その他にも、「Truepressシリーズ」で実績豊富なオペレーションシステムを継承し進化させた新システムを搭載し、ハードウエアとソフトウエアを高い次元で融合。前工程や後工程の装置とのインテグレーション機能も充実させるなど、次世代スマートファクトリーのキーデバイスとして、ユーザーの印刷を新たな次元にいざなうとのことだ。
「Truepress JET 560HDX」
「Truepress JET 560HDX」に関する情報は、以下の特設サイトで公開していきます。
URL:https://screen-tpj560hdx.com/jp/
なお、「Truepress JET 560HDX」は、米国や欧州のInkjet Innovation Centerでの公開や、2024年5月28日(火)~6月7日(金)にドイツ・デュッセルドルフで開催される「drupa 2024」での展示を予定している。SCREEN GAは今後も、ユーザーをはじめ皆さまのより良い暮らしと持続可能な社会づくりのために、印刷文化の担い手として、人の心を豊かにし、生活に“彩り”を創り続けていくとしている。
* TRUEPRESS、Truepress JET、Truepress ink、EQUIOSは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標である。
同件に関する問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
ビジネス統轄部 営業推進部
Tel: 0774-46-6402
URL:www.screen.co.jp/ga/
2024.02.02
◆富士フイルムビジネスイノベーション デジタル印刷工程の一括管理ソフトウェア「Revoria XMF PressReady 1.0」を発売
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜直樹)は、このほど、デジタル印刷工程を一括管理するソフトウェア「Revoria XMF PressReady 1.0」を発売した。
「Revoria XMF PressReady 1.0」はデジタル印刷のデータ入稿からプリプレス、印刷、各プリンターの状態までを一括管理するソフトウェアである。ワークフローの自動化処理により作業を省力化するとともに、人為ミスを削減する。ユーザーの運用に合わせた設定が可能で、多品種・小ロット・短納期の案件にもより柔軟・スピーディーに対応。各プリンターを集中管理することで、オペレーターが各機器へ足を運ぶ頻度を減らし、作業の効率化が可能である。
主な機能
①印刷ジョブを一括管理
②ワークフローを自動化
③各プリンターを集中管理
外部ソフトウェア連携
FUJIFILM WORKFLOW XMFで作成した印刷ジョブを「Revoria XMF PressReady 1.0」を通じてデジタルプリンターに転送することで自動化を図るとともに、再出力などの指示や各プリンターの集中管理を行うことができる。FUJIFILM WORKFLOW XMF上でデジタル印刷ジョブの管理が行えることで、オフセット印刷とデジタル印刷の混在するハイブリット運用を実現する。
モジュール構成
「Revoria XMF PressReady 1.0」は、基本的なワークフローの自動化が実現できるモジュールをベースに、CSV連携など機能に応じた拡張用オプションを組み合わせることができる構成となっている。オプションの多彩なラインナップにより、最適なシステム構成が選択できる。さらに全オプション商品とソフトウェアサポートが含まれる365日ライセンスも検討可能である。
富士フイルムビジネスイノベーションは、豊富な商品ラインナップや専門知識を持った営業スタッフ、さらに充実の保守サポート体制により、ユーザーの印刷ビジネス拡大に貢献している。
※掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標である。
2024.01.12
◆モリサワ 字游工房の書体設計士 鳥海修氏による待望の新刊 「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」発売記念! 直筆サイン本が当たるフォロー&リポストキャンペーンを実施
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、関連会社である有限会社字游工房の書体設計士 鳥海修氏による書籍「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」が、2024年1月10日にBook&Designから発売されたことを記念して、直筆サイン本をプレゼントするフォロー&リポストキャンペーンを実施した。また、各書店による関連イベントの開催も予定されている。
書体デザインの第一人者である鳥海修氏が上梓した書籍「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」は、制作手順から各書体の比較検討、文字の歴史まで、明朝体のすべてをわかりやすく解説している。字游工房の游明朝体を基準にして、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、約物の順に文字デザインの特徴を説明しているほか、さまざまな明朝体と比較しながら明朝体の本質に迫る内容になっている。
■書籍の情報
「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」
著者:鳥海 修
発行:Book&Design
発売日:2024年1月10日
A5判、並製本、352頁
価格:3,200円+税
ISBN:978-4-909718-10-5
詳細はこちら https://book-design.jp/works/602/
■直筆サイン本が当たるフォロー&リポストキャンペーン
本書の刊行を記念して、応募期間中、モリサワ公式X(旧Twitter)をフォローし、対象のキャンペーン投稿をリポストした人の中から抽選で5名に、著者の鳥海修氏による直筆サイン本をプレゼントする。
■キャンペーン概要
タイトル:字游工房の書体設計士 鳥海修氏の直筆サイン本をプレゼント!
刊行記念!フォロー&リポストキャンペーン
期間:2024年1月12日(金)〜2024年1月28日(日)23:59
賞品および当選者数:「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのように
デザインされているのか〜」直筆サイン入り本…5名
■応募方法
(1)モリサワ公式X(旧Twitter)アカウント「@Morisawa_JP」をフォロー
※すでにフォロー済みの人は、追加の対応は不要である。
(2)本キャンペーン対象の投稿をリポスト
■当選者発表
キャンペーン期間終了後、当選した人にXのダイレクトメッセージにて当選通知を連絡する。
■注意事項
・応募する際に預かる個人情報の保護方針に関しては、同社プライバシーポリシー
(https://www.morisawa.co.jp/privacy-policy/)を確認して応募を
・預かった個人情報は、当選の連絡および賞品の発送に使用する。
※賞品の画像は、実際にお送りするデザインと異なる場合がある。
※応募は、期間中1人1回限りとなっている。
※同キャンペーンについての連絡や発送に関して、連絡をする場合がある。
※賞品の発送は2024年2月下旬を予定しているが、諸事情により遅れる場合がある。
また、送付先は日本国内に限る。
※当選の連絡後、3日以内に正確な送付先などの必要な情報を提供されない場合は、当選は無効となる。に
※賞品発送の日時は指定できない。
※同キャンペーンによって生じたトラブルや損害に、株式会社モリサワは一切の責任を負わない。
※アカウントが非公開設定の人は、抽選の対象外となる。また、今回のキャンペーンはリポストキャンペーンのため、引用ポストは抽選の対象外となる。
※賞品に不良がある場合を除き、返品・交換には応じかねる。また賞品に不良がある場合は、到着後7日以内に連絡を。
■発売記念の書店フェアおよびイベントについて
同書のパネルの展示などを行うフェア、および鳥海氏が出演するトークイベントが開催される。
・代官山 蔦屋書店
期間:2024年1月10日(水)〜1月31日(水)
会場:代官山 蔦屋書店内(東京都渋谷区猿楽町17-5)
書店詳細はこちら https://store.tsite.jp/daikanyama/
・青山ブックセンター トークイベント
タイトル:TypeTalks 第53回 「明朝体の教室」刊行記念「書体設計士としての近況」
日時: 2024年2月2日 (金) 19:00〜20:30
会場:青山ブックセンター本店 大教室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F)
詳細・申し込みはこちら
https://aoyamabc.jp/collections/event/products/typetalks53
※現在、展示企画も準備中。発売記念関連のイベントは、発行元のBook&DesignのWebサイト
■著者プロフィール
鳥海修 (とりのうみおさむ)
書体設計士。1955年山形県生まれ。多摩美術大学卒業。79年写研入社。89年字游工房の設立に参加する。 ヒラギノシリーズ、こぶりなゴシック、游書体ライブラリーの游明朝体・游ゴシック体など、ベーシックな書体を中心に100以上の書体開発に携わる。2002年佐藤敬之輔賞、05年グッドデザイン賞、08年東京TDCタイプデザイン賞を受賞。12年から「文字塾」を主宰し、現在は「松本文字塾」(長野県松本市)で明朝体の仮名の作り方を指導している。22年には個展「もじのうみ 水のような、空気のような活字」(京都dddギャラリー)を開催した。 著書に「文字を作る仕事」(晶文社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、「本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集」(河出書房新社、共著)がある。
●同件に関する問い合わせ
株式会社モリサワ ブランドコミュニケーション部 広報宣伝課
E-mail:pr@morisawa.co.jp
SNSでも最新情報を公開している
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2023.12.01
◆モリサワ ビジュアル・コミュニケーション・プラットフォーム「Canva」へ、UD新ゴや勘亭流など日本語フォントと欧文フォント Roleを提供開始
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、ビジュアル・コミュニケーション・プラットフォーム「Canva」に日本語フォント10書体、欧文フォント2ファミリーの提供を開始した。Canvaは、オーストラリアのCanva Pty Ltdが2013年から提供を開始したオンラインデザインおよびビジュアルコミュニケーションのデザインプラットフォームである。
今回提供したのは、スタンダードな明朝体「リュウミン」やUD(ユニバーサルデザイン)フォントである「UD新ゴ」、近年ではうちわ文字としても人気の筆書体「勘亭流」など日本語10書体と、欧文フォント「Role」。「Role」は4つのスタイルと3つのサイズシーンに最適化されたデザインのバリエーションを持つ、200書体を誇る欧文スーパーファミリーで、今回提供したのはRole Serif Text ProとRole Sans Text Proの2つのファミリーから32書体である。モリサワのフォントラインナップは、フォントメニュー名の冒頭に「Morisawa」と記載があるため探しやすくなっている。今後これらのフォントが、世界中のCanvaのデザインコミュニティで利用できるようになっている。
モリサワは、あらゆる人がデザインで輝ける社会をめざすCanvaへのフォント提供を通じて、より多くの人にモリサワの高品質でバラエティー豊かなフォントを利用してもらい、デザインの世界と想像を広げる支援をしている。
■提供書体
リュウミン L-KL
じゅん 101
ゴシックMB101 L
UD新ゴ L
UD新丸ゴ L
UD黎ミン L
UD新ゴ コンデンス80 L
勘亭流
ラピスエッジ B
プフ ホリデー
Role Serif Text Proファミリー
ExtraLight / ExtraLight Italic / Light / Light Italic / Regular / Italic / Medium / Medium Italic / Bold / Bold Italic / ExtraBold / ExtraBold Italic / Heavy / Heavy Italic
Role Sans Text Pro ファミリー
Thin / Thin Italic / ExtraLight / ExtraLight Italic / Light / Light Italic / Regular / Italic / Medium / Medium Italic / Bold / Bold Italic / ExtraBold / ExtraBold Italic / Heavy / Heavy Italic / Black / Black Italic
■提供開始日
2023年12月1日
■利用範囲
Canva Pro
https://www.canva.com/ja_jp/pro/
Canva for Teams
https://www.canva.com/ja_jp/for-teams/
Canva for Education
https://www.canva.com/ja_jp/education/
Canva for NPO
https://www.canva.com/ja_jp/canva-for-nonprofits/
■Canvaコメント
Kagan Sen
Japan Country Manager
インパクトのあるデザインは、優れたイラスト、色の組み合わせ、グラフィック、そして最終的には適切なフォントから始まる。今回のモリサワとのコラボレーションは、美しいデザインを、あらゆる場所で、あらゆる言語で、誰もが、より簡単に、よりアクセスできるようにするという私たちの使命の証である。私たちは、この新しいリソースを使ってデザイン・コミュニティがどのような作品を生み出すのか、今から待ち遠しい。
Canvaの詳細はこちら https://www.canva.com
モリサワについて
株式会社モリサワは、大阪市に本社を置くフォントメーカー。Windows10以降に搭載されているBIZ UDフォントやUDデジタル教科書体など、より多くの人にとって読みやすく設計されたUD(ユニバーサルデザイン)フォントも開発している。2,000書体以上が使えるフォントサブスクリプションサービスMorisawa FontsやWebフォント、組込みフォントなど、利用環境に合わせたフォントサービスを提供している。
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ 東京本社 グローバル統括部 フォントソリューション課
E-mail:fontsolution@morisawa.co.jp
SNSでも最新情報を公開しております
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。