新製品ニュース
2024.02.06
◆SCREENグラフィックソリューションズ 印刷市場に革新もたらす「Truepress JET 560HDX」を開発
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)は、このほど、商業印刷・DM印刷・出版印刷市場向けの新たなラインアップとして、高速連帳デジタルインクジェット印刷機「Truepress JET 560HDX」を開発したことを発表した。
商業印刷市場では、デジタル情報と連動させて内容をカスタマイズする販促物の活用や、より短いサイクルで内容を切り替えていくマーケティング手法が、ブランドオーナーから求められている。そのため、多品種小ロット印刷やバリアブル印刷が可能なデジタル印刷機を活用する機会が増えている。また、出版印刷市場においても、デジタル印刷機の導入により、ロングテールの書籍生産体制を少部数生産に最適なラインへと切り替えるケースが増えている。
SCREEN GAではこれらのニーズに応えるため、「Truepress JET 520HDシリーズ」と「Truepress ink SC/SC+」により、オフセットコート紙にインクジェットで直接印刷することをいち早く実用化した。また、自動化・省人化を実現するために、外部システムと容易にインテグレーションが可能な「EQUIOS」のデジタルフロントエンドシステムを提供し、印刷業界の変革に貢献してきた。
そしてこのほどSCREEN GAは、さらなる印刷の革新を促す新製品「Truepress JET 560HDX」を開発。用紙幅560mmに対応し、最大印刷速度150m/分、最大印刷解像度1,200dpi×1,200dpiの範囲において、複数モードでの印刷が可能な装置となっている。また、搭載する新開発のインク「Truepress ink SC2」は、オフセットコート紙に表面処理なしで直接印刷できる高濃度インクであり、色彩豊かな画像をより鮮やかに表現でき、細やかな文字も鮮明に印刷できる。さらに、新構造のドライヤーユニットにより、高いインク濃度の印刷物を効率的に乾燥させることができるため、さまざまな用紙において高品質な印刷を実現している。
その他にも、「Truepressシリーズ」で実績豊富なオペレーションシステムを継承し進化させた新システムを搭載し、ハードウエアとソフトウエアを高い次元で融合。前工程や後工程の装置とのインテグレーション機能も充実させるなど、次世代スマートファクトリーのキーデバイスとして、ユーザーの印刷を新たな次元にいざなうとのことだ。
「Truepress JET 560HDX」
「Truepress JET 560HDX」に関する情報は、以下の特設サイトで公開していきます。
URL:https://screen-tpj560hdx.com/jp/
なお、「Truepress JET 560HDX」は、米国や欧州のInkjet Innovation Centerでの公開や、2024年5月28日(火)~6月7日(金)にドイツ・デュッセルドルフで開催される「drupa 2024」での展示を予定している。SCREEN GAは今後も、ユーザーをはじめ皆さまのより良い暮らしと持続可能な社会づくりのために、印刷文化の担い手として、人の心を豊かにし、生活に“彩り”を創り続けていくとしている。
* TRUEPRESS、Truepress JET、Truepress ink、EQUIOSは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標である。
同件に関する問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
ビジネス統轄部 営業推進部
Tel: 0774-46-6402
URL:www.screen.co.jp/ga/
2024.02.02
◆富士フイルムビジネスイノベーション デジタル印刷工程の一括管理ソフトウェア「Revoria XMF PressReady 1.0」を発売
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜直樹)は、このほど、デジタル印刷工程を一括管理するソフトウェア「Revoria XMF PressReady 1.0」を発売した。
「Revoria XMF PressReady 1.0」はデジタル印刷のデータ入稿からプリプレス、印刷、各プリンターの状態までを一括管理するソフトウェアである。ワークフローの自動化処理により作業を省力化するとともに、人為ミスを削減する。ユーザーの運用に合わせた設定が可能で、多品種・小ロット・短納期の案件にもより柔軟・スピーディーに対応。各プリンターを集中管理することで、オペレーターが各機器へ足を運ぶ頻度を減らし、作業の効率化が可能である。
主な機能
①印刷ジョブを一括管理
②ワークフローを自動化
③各プリンターを集中管理
外部ソフトウェア連携
FUJIFILM WORKFLOW XMFで作成した印刷ジョブを「Revoria XMF PressReady 1.0」を通じてデジタルプリンターに転送することで自動化を図るとともに、再出力などの指示や各プリンターの集中管理を行うことができる。FUJIFILM WORKFLOW XMF上でデジタル印刷ジョブの管理が行えることで、オフセット印刷とデジタル印刷の混在するハイブリット運用を実現する。
モジュール構成
「Revoria XMF PressReady 1.0」は、基本的なワークフローの自動化が実現できるモジュールをベースに、CSV連携など機能に応じた拡張用オプションを組み合わせることができる構成となっている。オプションの多彩なラインナップにより、最適なシステム構成が選択できる。さらに全オプション商品とソフトウェアサポートが含まれる365日ライセンスも検討可能である。
富士フイルムビジネスイノベーションは、豊富な商品ラインナップや専門知識を持った営業スタッフ、さらに充実の保守サポート体制により、ユーザーの印刷ビジネス拡大に貢献している。
※掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標である。
2024.01.12
◆モリサワ 字游工房の書体設計士 鳥海修氏による待望の新刊 「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」発売記念! 直筆サイン本が当たるフォロー&リポストキャンペーンを実施
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、関連会社である有限会社字游工房の書体設計士 鳥海修氏による書籍「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」が、2024年1月10日にBook&Designから発売されたことを記念して、直筆サイン本をプレゼントするフォロー&リポストキャンペーンを実施した。また、各書店による関連イベントの開催も予定されている。
書体デザインの第一人者である鳥海修氏が上梓した書籍「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」は、制作手順から各書体の比較検討、文字の歴史まで、明朝体のすべてをわかりやすく解説している。字游工房の游明朝体を基準にして、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、約物の順に文字デザインの特徴を説明しているほか、さまざまな明朝体と比較しながら明朝体の本質に迫る内容になっている。
■書籍の情報
「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか〜」
著者:鳥海 修
発行:Book&Design
発売日:2024年1月10日
A5判、並製本、352頁
価格:3,200円+税
ISBN:978-4-909718-10-5
詳細はこちら https://book-design.jp/works/602/
■直筆サイン本が当たるフォロー&リポストキャンペーン
本書の刊行を記念して、応募期間中、モリサワ公式X(旧Twitter)をフォローし、対象のキャンペーン投稿をリポストした人の中から抽選で5名に、著者の鳥海修氏による直筆サイン本をプレゼントする。
■キャンペーン概要
タイトル:字游工房の書体設計士 鳥海修氏の直筆サイン本をプレゼント!
刊行記念!フォロー&リポストキャンペーン
期間:2024年1月12日(金)〜2024年1月28日(日)23:59
賞品および当選者数:「明朝体の教室 〜日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのように
デザインされているのか〜」直筆サイン入り本…5名
■応募方法
(1)モリサワ公式X(旧Twitter)アカウント「@Morisawa_JP」をフォロー
※すでにフォロー済みの人は、追加の対応は不要である。
(2)本キャンペーン対象の投稿をリポスト
■当選者発表
キャンペーン期間終了後、当選した人にXのダイレクトメッセージにて当選通知を連絡する。
■注意事項
・応募する際に預かる個人情報の保護方針に関しては、同社プライバシーポリシー
(https://www.morisawa.co.jp/privacy-policy/)を確認して応募を
・預かった個人情報は、当選の連絡および賞品の発送に使用する。
※賞品の画像は、実際にお送りするデザインと異なる場合がある。
※応募は、期間中1人1回限りとなっている。
※同キャンペーンについての連絡や発送に関して、連絡をする場合がある。
※賞品の発送は2024年2月下旬を予定しているが、諸事情により遅れる場合がある。
また、送付先は日本国内に限る。
※当選の連絡後、3日以内に正確な送付先などの必要な情報を提供されない場合は、当選は無効となる。に
※賞品発送の日時は指定できない。
※同キャンペーンによって生じたトラブルや損害に、株式会社モリサワは一切の責任を負わない。
※アカウントが非公開設定の人は、抽選の対象外となる。また、今回のキャンペーンはリポストキャンペーンのため、引用ポストは抽選の対象外となる。
※賞品に不良がある場合を除き、返品・交換には応じかねる。また賞品に不良がある場合は、到着後7日以内に連絡を。
■発売記念の書店フェアおよびイベントについて
同書のパネルの展示などを行うフェア、および鳥海氏が出演するトークイベントが開催される。
・代官山 蔦屋書店
期間:2024年1月10日(水)〜1月31日(水)
会場:代官山 蔦屋書店内(東京都渋谷区猿楽町17-5)
書店詳細はこちら https://store.tsite.jp/daikanyama/
・青山ブックセンター トークイベント
タイトル:TypeTalks 第53回 「明朝体の教室」刊行記念「書体設計士としての近況」
日時: 2024年2月2日 (金) 19:00〜20:30
会場:青山ブックセンター本店 大教室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F)
詳細・申し込みはこちら
https://aoyamabc.jp/collections/event/products/typetalks53
※現在、展示企画も準備中。発売記念関連のイベントは、発行元のBook&DesignのWebサイト
■著者プロフィール
鳥海修 (とりのうみおさむ)
書体設計士。1955年山形県生まれ。多摩美術大学卒業。79年写研入社。89年字游工房の設立に参加する。 ヒラギノシリーズ、こぶりなゴシック、游書体ライブラリーの游明朝体・游ゴシック体など、ベーシックな書体を中心に100以上の書体開発に携わる。2002年佐藤敬之輔賞、05年グッドデザイン賞、08年東京TDCタイプデザイン賞を受賞。12年から「文字塾」を主宰し、現在は「松本文字塾」(長野県松本市)で明朝体の仮名の作り方を指導している。22年には個展「もじのうみ 水のような、空気のような活字」(京都dddギャラリー)を開催した。 著書に「文字を作る仕事」(晶文社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、「本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集」(河出書房新社、共著)がある。
●同件に関する問い合わせ
株式会社モリサワ ブランドコミュニケーション部 広報宣伝課
E-mail:pr@morisawa.co.jp
SNSでも最新情報を公開している
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2023.12.01
◆モリサワ ビジュアル・コミュニケーション・プラットフォーム「Canva」へ、UD新ゴや勘亭流など日本語フォントと欧文フォント Roleを提供開始
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、ビジュアル・コミュニケーション・プラットフォーム「Canva」に日本語フォント10書体、欧文フォント2ファミリーの提供を開始した。Canvaは、オーストラリアのCanva Pty Ltdが2013年から提供を開始したオンラインデザインおよびビジュアルコミュニケーションのデザインプラットフォームである。
今回提供したのは、スタンダードな明朝体「リュウミン」やUD(ユニバーサルデザイン)フォントである「UD新ゴ」、近年ではうちわ文字としても人気の筆書体「勘亭流」など日本語10書体と、欧文フォント「Role」。「Role」は4つのスタイルと3つのサイズシーンに最適化されたデザインのバリエーションを持つ、200書体を誇る欧文スーパーファミリーで、今回提供したのはRole Serif Text ProとRole Sans Text Proの2つのファミリーから32書体である。モリサワのフォントラインナップは、フォントメニュー名の冒頭に「Morisawa」と記載があるため探しやすくなっている。今後これらのフォントが、世界中のCanvaのデザインコミュニティで利用できるようになっている。
モリサワは、あらゆる人がデザインで輝ける社会をめざすCanvaへのフォント提供を通じて、より多くの人にモリサワの高品質でバラエティー豊かなフォントを利用してもらい、デザインの世界と想像を広げる支援をしている。
■提供書体
リュウミン L-KL
じゅん 101
ゴシックMB101 L
UD新ゴ L
UD新丸ゴ L
UD黎ミン L
UD新ゴ コンデンス80 L
勘亭流
ラピスエッジ B
プフ ホリデー
Role Serif Text Proファミリー
ExtraLight / ExtraLight Italic / Light / Light Italic / Regular / Italic / Medium / Medium Italic / Bold / Bold Italic / ExtraBold / ExtraBold Italic / Heavy / Heavy Italic
Role Sans Text Pro ファミリー
Thin / Thin Italic / ExtraLight / ExtraLight Italic / Light / Light Italic / Regular / Italic / Medium / Medium Italic / Bold / Bold Italic / ExtraBold / ExtraBold Italic / Heavy / Heavy Italic / Black / Black Italic
■提供開始日
2023年12月1日
■利用範囲
Canva Pro
https://www.canva.com/ja_jp/pro/
Canva for Teams
https://www.canva.com/ja_jp/for-teams/
Canva for Education
https://www.canva.com/ja_jp/education/
Canva for NPO
https://www.canva.com/ja_jp/canva-for-nonprofits/
■Canvaコメント
Kagan Sen
Japan Country Manager
インパクトのあるデザインは、優れたイラスト、色の組み合わせ、グラフィック、そして最終的には適切なフォントから始まる。今回のモリサワとのコラボレーションは、美しいデザインを、あらゆる場所で、あらゆる言語で、誰もが、より簡単に、よりアクセスできるようにするという私たちの使命の証である。私たちは、この新しいリソースを使ってデザイン・コミュニティがどのような作品を生み出すのか、今から待ち遠しい。
Canvaの詳細はこちら https://www.canva.com
モリサワについて
株式会社モリサワは、大阪市に本社を置くフォントメーカー。Windows10以降に搭載されているBIZ UDフォントやUDデジタル教科書体など、より多くの人にとって読みやすく設計されたUD(ユニバーサルデザイン)フォントも開発している。2,000書体以上が使えるフォントサブスクリプションサービスMorisawa FontsやWebフォント、組込みフォントなど、利用環境に合わせたフォントサービスを提供している。
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ 東京本社 グローバル統括部 フォントソリューション課
E-mail:fontsolution@morisawa.co.jp
SNSでも最新情報を公開しております
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2023.11.10
◆モリサワ 新世代モノクロデジタル印刷システム 「RISAPRESS 7136/7120」を発売
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25Tei:06-6649-2151代表、以下モリサワ)は、このほど、新世代モノクロデジタル印刷システム「RISAPRESS 7136」と「RISAPRESS 7120」(2機種合わせて、以下「RISAPRESS 7136シリーズ」)を順次発売した。
同シリーズは、2018年に発売開始した「RISAPRESS 6136」と「RISAPRESS 6120」の後継機にあたり、高生産性と高信頼性をさらに追及した「RISAPRESS 7136シリーズ」では印刷現場の課題解決を推進し、収益拡大をサポートしている。
■「RISAPRESS 7136シリーズ」が提供する価値
1.かんたん設定機能により高画質印刷をスキルレスで実現
少子高齢化による労働人口減少が大きな社会課題となっているなか、特に熟練した技術と経験を必要とする印刷業界ではより深刻な問題である。「RISAPRESS 7136シリーズ」のかんたん設定機能では、印刷機の操作経験が浅い担当者でも画質を最良にするための設定をより少ない操作で行うことができる。高度で緻密な調整業務がスキルレスとなり省力化につながることで、印刷現場で人員を効率的に配置でき、全体的な生産性向上を実現している。
2.検査工程の大幅削減で高付加価値業務へのシフトを可能に
オフセット印刷と違い、デジタル印刷機は通し番号や宛名書きなどの可変データを一枚ごとに印刷することが可能。タクシーチケット、回数券、地域振興券などにシリアルナンバーやQRコードキーを印刷する活用が進んでいるが、印刷後の検品作業は工数もかかるため現場の課題となっている。「RISAPRESS 7136シリーズ」では、 自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティオプティマイザー(IQ-501)(※1)」の「1to1印刷(バリアブル印刷(※2)の自動検査機能」が利用可能である。印刷と同時に対象領域の読み取り結果をCSVデータとして保存することにより、人の手による検査工数が大幅に削減でき、空いた時間を他の印刷作業や付加価値の高い業務に充てることで印刷会社の収益拡大につながる。
(※1)印刷現場で手間と専門性が必要な、色や濃度・見当位置の調整、人的操作ミス・
ロスによる廃棄や仕事のやり直しなどを、独自の技術で自動化したユニット。
(※2)可変印刷。宛名書きや通し番号など、1枚1枚で文字や画像を差し替えて行う印刷のこと。
3.オンデマンド印刷で在庫レスを実現し環境負荷低減にも貢献
デジタル印刷機は、必要な時に必要な場所で必要な分だけ印刷することができる。例えば、メーカーの生産現場に「RISAPRESS 7136シリーズ」を設置することで、製品同梱用のマニュアルを、必要数だけその場で印刷できます。オフセット印刷機による手配では発注業務や在庫を管理する手間とコストがかかるが、「RISAPRESS 7136シリーズ」と印刷ワークフローシステムの導入により、在庫費用と工数を削減するだけでなく、廃棄ロスも最小化することができ、環境負荷低減にも貢献できる。
近年、消費行動や労働環境の変化、気候変動や限られた資源といった環境問題への関心の高まりに伴い、印刷物やその生産に対する要求も変化しており、受発注者をはじめ印刷に関わる人々全体の変革がより強く求められている。
モリサワは、デジタル印刷こそがその変革の中心において役割を発揮するという信念のもと、これまで提供してきた自動化やスキルレスといった「生産プロセス効率化」と、売上利益向上を支援する「付加価値創造」の両輪をさらに追求していく。そして、より多用化するニーズに応え、印刷物を企画・発注する人々、印刷物の生産・物流に関わる人々、印刷物を利用する全ての人々に新しい印刷の世界を広げていく。
販売開始日:2023年11月10日(金)
詳しい製品情報と仕様はこちらから
https://www.morisawa.co.jp/products/pod/risapress-7136/
●製品に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ 本社 ユーザーサポート部 大阪サポートセンター
Tel:06-6649-2247 Fax:06-6649-5832
〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2-6-25
株式会社モリサワ 東京本社 ユーザーサポート部 東京サポートセンター
Tel:03-3267-1234 Fax:03-3267-1359
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-27
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ ブランドコミュニケーション部 広報宣伝課
E-mail:pr@morisawa.co.jp <mailto:pr@morisawa.co.jp>
SNSでも最新情報を公開している。
X(旧Twitter):@Morisawa_JP Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2023.10.31
◆SCREENグラフィックソリューションズ 安全性を向上させた「Truepress ink LV02シリーズ」を「Truepress LABEL 350UV SAI S」向けに発売
株式会社SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、ラベル・シール印刷用UVインクジェットラベルプリンティングシステム「Truepress LABEL 350UV SAI S」向けに、安全性を向上させ、EuPIA(欧州印刷用インク協会)のガイドライン※1に準拠する「Truepress ink LV02シリーズ」を開発。2023年10月30日(月)から全世界に向けて販売を開始した。
近年、ラベルを含めたパッケージ業界では安全性の観点から、さまざまな懸念物質に関する調査、再分類が行われている。「持続可能性」という観点においてパッケージ業界は多くの課題を抱えており、印刷用インクもその一つである。特にUVインクは重合開始剤やモノマーなどを含んでおり、水性インクと比べ懸念の強い化学物質であるため、ECHA(欧州化学物質庁)を中心に欧州域内での各種規制や、EuPIAによるインク安全性の自主運用が主に行われるなど、化学物質への制限はますます強まる一方である。
その中でもEDB※2は、一般的にUVインクの光重合開始剤として使用され、以前から生殖毒性が強いと考えられてきたことから、今回、欧州CLP規則※3で定められる生殖毒性を区分する「H360」に再分類された。これを受けてEuPIAでも、独自に定めている除外リスト(ネガティブリスト)にEDBを追加することとなった。また、TPO※4についても同様に、生殖毒性の観点から「REACH高懸念物質リスト(SVHC)29次」に追加されることとなり、今後EDB同様にECHAによる再分類やEuPIAネガティブリストに組み込まれることが予想される。
このような動向を受け同社は、「Truepress LABEL 350UV SAI S」向けに、EDBやTPOを含まない(EDB/TPOフリー)「Truepress ink LV02シリーズ」を発売。このインクは、2023年4月に再分類されたEuPIAガイドラインに準拠するものである。また併せて、イエローインクにおける耐光性を向上させ、安全性と機能性の両面を改善。より安全なラベル印刷への市場要求に応え、懸念物質を取り除いたインクセットとして安全性を向上させ、環境に優しい印刷プロセスを提供していくとしている。
同社は、これまで培ってきた高速かつ高品質なインクジェット印刷技術と高性能なインク開発、生産ライン自動化の推進、ユーザーの課題解決を実現するソリューションの開発などを組み合わせることにより、新たな印刷マーケットを切り開いていくとともに、印刷業界のさらなる発展に貢献していくとのことだ。
※1 EuPIA Exclusion Policy for Printing Inks & related Products(March 2021)
※2 4-(ジメチルアミノ)安息香酸エチル
※3 「Regulation on Classification, Labelling and Packaging of substances and mixtures」の略。
EUにおける化学物質の分類、表示、包装に関する規則。
※4 ジフェニル(2,4,6-トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキサイド
*TRUEPRESS、Truepress inkは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標である。
2023.10.03
◆SCREEN GA 軟包装向け高速水性インクジェット印刷機の販売を開始
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)は、2023年10月2日(月)から軟包装向け高速水性インクジェット印刷機「Truepress PAC 830F」の受注を開始した。
Truepress PAC 830F Truepress PAC 830Fで印刷したサンプル
近年、パッケージ業界では、海洋プラスチックの問題、フードロスの削減、脱炭素社会の実現などの環境課題に対し、サプライチェーン全体で改善可能な供給体制を見つけ出す、企業の垣根を越えた動きが始まっている。一方で、消費者の嗜好の多様化を受けブランドオーナーは、1つの商品であってもさまざまなパッケージをラインアップし、販売につなげるケースも増えている。これらの動きを背景に、軟包材パッケージにおいても小~中ロット生産に切り替えることで、環境負荷低減につなげながら、多様なニーズに対応できる効率的な印刷方法が求められている。
こうした動向を受けSCREEN GAでは、2020年に軟包装向け高速水性インクジェット印刷機の開発を発表して以来、ユーザーによる装置評価の協力を得ながら、市場の要求に応える品質へと向上させ、このほど「Truepress PAC 830F」の販売を開始した。
この装置は、最大基材幅830mmに対応し、ドロップオンデマンドインクジェットにより、業界最高レベルの75m/分の印刷スピードと1,200dpi×1,200dpiの印刷解像度を実現。インクの密着性を高めるプライマーコーターと、食品安全規制に準拠したCMYK+Whiteの5色の水性インクを搭載することで、食品業界に求められる高い安全性と豊かな色彩表現を両立している。DFE(Digital Front End)には、「Truepress JETシリーズ」や「Truepress LABELシリーズ」で培われた「EQUIOS」をTruepress PAC 830F向けにチューニングし、高速印刷だけでなく、ハイレベルなカラーマネジメントを実現している。
従来のアナログ印刷では、ジョブごとの製版処理、ジョブチェンジに伴う印刷機のセットアップ作業が必要となり、作業時間がかかる上にスキルの高い人材が求められている。デジタル印刷機を活用することで、作業効率は大幅に改善され、特に4,000m・2,000mといった小ロットジョブを多数処理する際に機動力を発揮する。印刷基材はPETとOPPに対応しており、今後もニーズに合わせて対応範囲を拡充している。
同社は今後も、パッケージ印刷分野においてもマーケットニーズをいち早く捉え、製品への機能の搭載、ソリューションの提供を通じて、同分野の発展に貢献していくとしている。
同件についての問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
ビジネス統轄部 営業推進部
Tel: 0774-46-6402
URL:www.screen.co.jp/ga/
2023.09.13
◆モリサワ 2023年新書体としてA1明朝の新ウエイトを発表! 10月18日(水)11時より提供開始、特設ページは本日公開
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151代表、以下モリサワ)は、2023年10月18日(水)11時より、Morisawa FontsおよびMORISAWA PASSPORTアップグレード2023年10月版として2023年新書体の提供を開始する。
今回のアップグレードでは、合計23ファミリー85書体が登場します。7月12日付で発表した内容(https://www.morisawa.co.jp/about/news/8979)に加えて、ファミリー化してリニューアルした「A1明朝(AP版)」や、「UD新ゴ コンデンス(AP版)」、「ヒラギノ丸ゴ」のW7をリリースする。
A1明朝は、写真植字機用書体に由来を持つオールドスタイルの明朝体で、先端や交差部分に角の丸みが施された「墨だまり」の味わいを特徴としている。2005年のデジタルフォント化以来、多くの媒体でご活用いただいている、モリサワを代表する書体の1つである。長らく単一ウエイトで提供してまいりましたが、今回のAP版としてのリリースにあたり、従来の太さを「R」とし、新たに「M」と「B」を追加した。
さらに欧文も、16世紀のフランスにルーツをもつローマン体に着想を得たクラシカルな
デザインにリニューアルした。また、「UD新ゴ コンデンス(AP版)」はAP化に加え、欧文は「Clarimo UD PE Condensed」をベースに和文と調和するよう調整し、より高品質な混植が可能になった。
そして、今シーズンのリリースによって、2023年現在のモリサワライブラリーにおけるA-OTF書体はAP版書体化、A-OTFかな書体は全て総合書体化された。AP版書体は和文・欧文ペアカーニングと最新のIVSに対応しており、より美しい組版を実現している。
これらのほか、株式会社SCREENグラフィックソリューションズのヒラギノフォントのラインナップとして、基本書体である「ヒラギノ丸ゴ」にW7のウエイトを追加する。
2023年新書体は、Morisawa FontsおよびMORISAWA PASSPORT製品において、提供開始日時よりダウンロードが可能である。
■2023年新書体の特設ページを公開
2023年新書体の特設ページを、本日9月13日(水)に公開した。新書体の個性を表現したロゴデザインをあしらい、10月のリリースがさらに楽しみになる各書体情報を紹介している。
2023年新書体特設ページはこちら
https://www.morisawa.co.jp/topic/upg2023/
モリサワ公式noteでは、今回の「A1明朝(AP版)」のウエイト追加にあたり、A1明朝の
魅力やデザインのルーツを深掘りする記事を公開。今回の新ウエイト開発に携わったタイプデザイナーチームへのインタビューも必見である。
[モリサワ公式note] 人気書体「A1明朝」の新ウエイト開発に迫る
https://note.morisawa.co.jp/n/n2c28843de0f2
■新書体の入手方法について
・Morisawa Fontsを利用の場合
Morisawa Fonts サービスサイト上にて、アクティベートすることによって利用可能。
・MORISAWA PASSPORTを利用する場合
モリサワの新書体提供サイトから「Mフォントスターター」を最新版に更新のうえ、フォントのインストールを行う。
提供開始の案内は、契約中のユーザーにメールを送信するほか、モリサワWebサイト、モリサワメールマガジンで行う。モリサワメールマガジンの配信を希望するユーザーされるは、こちら(https://www.morisawa.co.jp/newsletter/)からご登録ください
◆対象商品
・Morisawa Fonts
〈対象OS〉
Windows10 20H2 以降
Windows11 21H2 以降
macOS 13
macOS 12
macOS 11
macOS 10.15
(常時ネット環境必須)
詳しい内容はこちら
https://mf-migration.morisawa.co.jp/hc/ja/articles/8918246504473
・MORISAWA PASSPORT製品
〈対象OS〉
Windows10以降
macOS 10.14以降
詳しい内容はこちら
https://www.morisawa.co.jp/support/faq/3027
※MORISAWA PASSPORTへの新書体搭載は、2023年分をもって終了する。
以降の利用はMorisawa Fontsへの移行を検討。
詳細はこちら https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport/migration/
MORISAWA PASSPORTのサービス終了予定のお知らせ以前に複数年で契約され、現在も利用中のユーザーに新書体サポートプログラムを実施予定。対象条件などの
詳細はこちら(https://www.morisawa.co.jp/about/news/9507)をご覧ください。
■2023年新書体に関する問い合わせ先
・Morisawa Fontsはこちら
https://support.morisawafonts.com/hc/ja/requests/new
・MORISAWA PASSPORT製品はこちら
https://www.morisawa.co.jp/support/contact/forms/fonts
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ 東京本社 ブランドコミュニケーション部 広報宣伝課
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SNSでも最新情報を公開している
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
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※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある
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2023.07.11
◆ビジュアル・プロセッシング・ジャパン デジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」の新機能として、 ハートコア社のコンテンツ管理システム「HeartCore CMS」との連携機能を新バージョンでリリース
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(本社:東京渋谷区 代表取締役 三村 博明、以下VPJ)は、このほど、デジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」の新機能としてハートコア株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長 神野 純孝、以下ハートコア社)が提供するコンテンツ管理システム「HeartCore CMS」との連携機能を開発し、新バージョンでリリースすることを発表した。
デジタルマーケティングの分野ではWebサイト、アプリ、SNS、デジタルサイネージなど顧客との接点が多様化する中、CMSはマーケティング活動において欠かせないソリューションとなっている。「HeartCore CMS」は700社以上の導入実績を誇る国内を代表するCMS。今回、VPJが提供するデジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」と「HeartCore CMS」が連携することで、マーケティング活動の最適化を図るとともに、デジタルマーケティングにおける理想的なDXを実現できる。
「CIERTO」は、企業のマーケティング活動で使用する写真、動画、イラスト、ドキュメント、その他、デジタルアセットに対する著作権や肖像権といった使用許諾情報、VI/CIといった利用ガイドラインなどマーケティング活動において非常に重要なデジタルアセットを一元管理することが可能である。また、オプションの商品情報管理(PIM)機能により、商品写真やスペック、キャッチコピー、商品紹介動画、マニュアルなど商品に関連するあらゆるマーケティング情報を一元管理することができる。 「CIERTO」で適切に管理されたアセットを活用し「HeartCore CMS」は各種デジタル媒体に配信することで、ブランディングされた一貫性のあるコンテンツ配信が可能となり、訴求力の高いマーケティングと売上拡大を支援する。
<HeartCore CMSユーザーにとって期待される効果>
・メタデータや全文検索など高度な検索機能により簡単にHeartCoreCMSが必要とする情報をCIERTOから入手できる。
・CIERTOで一元管理されている各種アセットを一括収集しHeartCoreCMSのメディア情報に直接転送する。
・CIERTOで管理しているアセット(画像や動画)をHeartcoreCMSが必要とする解像度やフォーマットに変換したりトランスコードすることができる。
・CIERTOが提供する使用許諾管理と利用申請フロー及びに使用期限やガイドラインの徹底によりアセット使用における重大な掲載ミスを防ぎコンプライアンスの徹底が可能である。
製品・リリースに関する問い合わせ先
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
〒150-6090 渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1
TEL:03-4361-2018 FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp(孫宛)
2023.04.25
◆富士フイルムグラフィックソリューションズ 高機能バリアブル印刷ソフト『FormMagic5.1』を発売 原稿データチェックや郵便番号ごとのバルク仕分けなど、DM制作業務の効率化に貢献する新機能を搭載
富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社(代表取締役社長:山田 周一郎、以下FFGS)は、このほど、高度な自動組版機能を持つバリアブル印刷ソフト『FormMagic5.1』を発売した。
FormMagicは、単なる宛名書き・差し替えソフトの領域を超え、宣伝効果の高いバリアブル(可変)プリントデータを作成できる、プロフェッショナル向けのソフトウェアである。流し込む項目ごとにデータの有無やフラグを判断し、レイアウトを可変させる「自動判断組」や、グラフ作成、イメージバリアプルなどにも対応している。顧客情報に合わせて商品や表現を変えるOne to One明細書や健康診断レポートなど、リッチデザインが求められる印刷物の制作に最適である。
2003年の発売以来、印刷会社の高度な要望に応えながらバージョンアップを重ね、800本の導入実績を有している。今回発売する『FormMagic5.1』は、DM制作の現課題に着目し、これまでの『FormMagic5』の優れた機能を継承しながら、バリアブルDM制作の効率化を実現可能にする機能を新たに追加した。
■クライアントのビジネス拡大に貢献する効果的なDMの提案が可能に
新型コロナウイルスの影響で、新聞や雑誌、折込チラシといった印刷物は、コロナ前の7割から8割という状況が続いているが、DM広告は95%近くまで回復しており、他の媒体と比較しても堅調に需要が増加している。これは、コロナの感染影響により社会全体で非対面型営業が定着しつつあり、非対面の営業ツールとして紙DMが注目されていることが背景にある。
また、営業ツールとして紙DMが注目を集めるもう1つの理由に、デジタルとの親和性が高い点が挙げられる。例えば、データマーケティングで抽出したターゲットに向けたターゲティングDMや、購入履歴や属性に基づいてメッセージを変えたパーソナライズDM、ECサイトで商品をカゴに入れたまま“カゴ落ち”しているユーザーへのアプローチDMなど、デジタルと連携した紙DMによる販促は年々進化している。
FormMagicを活用したバリアブル印刷により、印刷会社はデジタルと連携した効果的な紙DMの提案を行うことが可能になり、クライアントのビジネス拡大に貢献することができる。
【主なバージョンアップ内容】
●入稿された原稿データの効率的なチェックが可能
原稿データに必要な項目が揃っているか、外字が含まれているか、文字量は多すぎないかなど、バリアブル処理の前に、原稿データが適正かどうかを効率的にチェックすることができる。
●ナーバスな外字の取り扱いを簡素化
大量のDM制作において最も注意が必要なのが、外字の取り扱い。FormMagic5.1では、専用ソフトでなければ閲覧できなかった外字の文字デザインやコードを一覧で確認でき、簡単操作でインストールできるようになった。
●郵便番号ごとのバルク仕分けに対応
DM を郵便番号ごとに仕分けて結束することを「バルク仕分け」という。大量のDM を一度に送る場合、このバルク仕分けを行なうことで郵便料金の割引が適用されるため、DM制作では必須の作業となっている。FormMagic5.1では、入稿データをバルク仕分け向けに自動変換する機能を追加。
これにより、データベースソフトでの情報処理が必要だったバルク仕分けが、スキルレスで対応できるようになった。
●バリアブル印刷物の検品に役立つ機能を追加
面付けトンボの外に、顧客情報を文字・バーコードで付加することが可能。原稿データと仕上がり印刷物との照合をより効率的かつ高精度に行なうことができ、検品作業の負荷軽減が図れる。
●Morisawa Fontsへの対応
従来、フォントメーカーではPC1台に対して1ライセンスを付与していたが、近年は、PCではなくユーザーごとにライセンスを付与するメーカーが多くなっている。FormMagic5.1では、こうした時代の変化に合わせ、Morisawa Fonts、Adobe Fontsなど、ユーザーごとにライセンスが付与されるフォントの印字が可能にしている。
『FormMagic5.1』は、「原稿データチェック」「バルク仕分け対応」などの新機能により、印刷会社のDM ビジネスを強力にサポートしている。
FFGS は今後も、長年培ってきたソフトウェア開発力を活かし、独創的・革新的なソリューションを提供し、印刷業界の発展に貢献していくとのことだ。
◆本件に関するお問い合わせは、下記まで。
富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社 広報宣伝部
TEL:03-6419-0380 FAX :03-6419-9896
〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル