ニュースリリース
2022年07月
2022.07.11
◆コニカミノルタ デジタル印刷で人と企業のコミュニケーションを革新する共創プラットフォーム「AccurioDX」を立ち上げる
コニカミノルタ株式会社は、このほど、デジタル印刷で人と企業のコミュニケーションを革新する共創プラットフォーム「AccurioDX(アキュリオディーエックス)」を立ち上げた。「AccurioDX」は、印刷を発注したいと考える全ての人や企業、印刷会社、物流会社、ソリューションプロバイダーといった多様なプレイヤーが参加できるプラットフォーム。参加する人々の専門性やアイデアで、デジタル印刷ならではの価値を共創し、新たな市場拡大を目指していく。
【パーソナライズ印刷販促物の発注と効果測定を容易に】
デジタル印刷の特長の一つに、印刷物の内容や受け取るタイミングを、受け手一人一人に合わせることができるパーソナライズ(個別最適化)があり、この方法をダイレクトメールやチラシに導入することで、より効果的な販促活動が期待できます。しかし、その導入には企画、データマネジメント、物流などで生じる手間やコスト、効果測定のノウハウの不足が課題となっていた。
コニカミノルタは「AccurioDX」による共創で、パーソナライズされた印刷物の発注工程の簡易化と効果測定を実現した。この効果測定では、マーケティング活動における顧客満足度向上への効果を可視化している。
また、パーソナライズされた印刷物は必要な情報を必要な人だけに届けることができ、限られた資源の有効活用やCO2削減にも貢献する。「AccurioDX」で発注を簡便にすることでデジタル印刷の利用の場を広げ、地球環境に配慮したマーケティング活動を支援する。
【印刷発注者から始まる「価値共創プログラム」】
「AccurioDX」では、新たな共創を始めるための「価値共創プログラム」を運用している。このプログラムでは印刷発注者を起点として、コニカミノルタがともにマーケティング活動のコミュニケーション手段をデザインし、プログラムに参加しているさまざまなパートナーとともに、共創の連鎖を生みだすことを目指している。既に20社以上の企業が「価値共創プログラム」に参加しており、共創活動を実践している。ここから創りだされる大小のソリューションの組み合わせが「AccurioDX」を構成し、応用によって広く展開される。
【「価値共創プログラム」事例:チラシ同梱でWEBアクセス率が1.67倍に】
コニカミノルタがEコマース事業者と物流倉庫の双方をつないで共創の場を構築し、パーソナライズチラシの同梱でWEBアクセス率を短期間で1.67倍に向上させるという販促施策を実現した。
冷凍おかずの定期便サービス「三ツ星ファーム」を展開するイングリウッド社は、顧客の好みやライフスタイルに合わせてメニューをカスタマイズして商品を配送しているが、安定的に注文を確保するためには、より顧客に魅力的な提案が必要と考えていた。パーソナライズされた印刷物を商品に同梱する案はあったが、過去の注文履歴に連動した印刷データ生成の手間や、印刷物を同梱する物流倉庫での作業が煩雑になることが予想され、実施に踏み切れずにいた。
一方、物流企業のアイズ社は、同梱物の種類を増やしたいというクライアントからの要望に対して、作業負荷を増やさず、かつ作業スピードを損なわずにミスのない同梱、検品を実現するための具体的な方策を探していた。
そこで、コニカミノルタは両社に共創活動を提案し、販促企画、梱包物流双方の印刷利用に関わる課題に向き合い、ともに効率的な作業手順の検討や、販促施策効果を検証した。その結果、自動化システムと人的オペレーション双方の活用で、冷凍おかず発送時のパーソナライズ印刷物同梱を構想から3か月という短期間で実現した。さらに、印刷されたQRコードからのWEBサイトアクセス率が従来の1.67倍に向上したという効果を立証することで、Eコマース事業者と利用者との新たなコミュニケーション手段を確立することができた。
【コニカミノルタが目指す印刷業界の姿】
近年、消費行動や労働環境の変化、気候変動や限られた資源といった環境問題への関心の高まりに伴い、印刷物やその生産に対する要求も変化しており、受発注者をはじめ印刷に関わる人々全体の変革がより強く求められている。
コニカミノルタは、デジタル印刷こそがその変革の中心において役割を発揮するという信念のもと、これまで提供してきた自動化やスキルレスといった「生産プロセス効率化」と、売上利益向上を支援する「付加価値創造」の両輪をさらに追求している。そして、より多用化するニーズに応え、印刷物を企画・発注する人々、印刷物の生産・物流に関わる人々、印刷物を利用する全ての人々に新しい印刷の世界を広げていく。
【問い合わせ先 】
コニカミノルタ AccurioDX 共創事務局:https://accuriodx.konicaminolta.com/contact
2022.07.04
◆富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ 代表取締役社長に山田周一郎氏が就任
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社は、6月30日に開かれた取締役会で、代表取締役社長に山田周一郎氏を選任した。辻 重紀氏(辻は一点しんにょう)は取締役会長に就任した。
山田周一郎社長
経 歴
氏 名 : 山田周一郎(やまだしゅういちろう)
生年月日 : 昭和41年8月31日 生
出 身 地 : 兵庫県
現 住 所 : 東京都在住
最終学歴 : 平成2年3月関西学院大学経済学部卒
職 歴: 平成2年4月富士写真フイルム株式会社入社
平成15年4月富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社(出向)
平成18年2月グラフィックシステム事業部マネージャー
平成20年2月富士星光印刷機材(上海)有限公司(出向)
平成22年6月富士フイルム(中国)投資有限公司
平成24年10月富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社(移籍/
中国在籍中)
平成25年7月メディカルシステム事業部マネージャー(再入社)
平成28年10月メディカルシステム事業部統括マネージャー
令和2年1月グラフィックコミュニケーション事業部統括マネージャー
令和4年4月富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社(移籍)
執行役員取締役会室室長
令和4年6月代表取締役社長就任
現在に至る
新役員は次のとおり。
取締役会長・執行役員 辻 重紀氏
代表取締役社長・執行役員 山田 周一郎氏
取締役・常務執行役員 安田 庄司氏
取締役 浜 直樹氏(非常勤)
取締役 下坂 裕昭氏(非常勤)
監査役 伊村 直也氏(非常勤)
専務執行役員 河合 久仁浩氏
常務執行役員 藤嶋 克則氏
常務執行役員 柳川 尚氏
執行役員 公盛 茂氏
執行役員 増井 龍太氏
執行役員 西川 博史氏
執行役員 前田 弘毅氏
執行役員 鬼山 信夫氏
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