ニュースリリース
2024.05.22
◆モリサワ 神戸市・大学都市神戸産官学プラットフォーム・事業構想大学院大学との共同プロジェクト「神戸の未来創生に向けた大学経営人材育成プロジェクト研究」をスタート
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、このほど、神戸市(市長:久元喜造)、一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォーム(代表理事:髙士薫)、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(本部:東京都港区 学長:田中里沙)の4者で神戸市域が抱える課題解決を目指し、産官学共創による「神戸の未来創生に向けた大学経営人材育成プロジェクト研究」をスタートした。
2024年5月21日、神戸市内にて合同記者会見を実施。(左から)神戸市企画
調整局部長(大学・教育連携推進担当) 中野善文氏、学校法人先端教育機構
学監 川山竜二氏、株式会社モリサワ 代表取締役社長 森澤彰彦、一般社団法
人大学都市神戸産官学プラットフォーム 代表理事 髙士薫氏
■「神戸の未来創生に向けた大学経営人材育成プロジェクト研究」について
文部科学省では今年度より中小規模の私立大学の経営改革支援を開始するなど、急速な人口減少、少子化の進展によって、大学の経営環境が厳しさを増しており、大学運営を担う職員の資質向上は喫緊の課題である。
このプロジェクトによるプログラムの展開を通じて、大学経営に関する高い専門スキルを持った大学職員を育成し、大学経営の高度化、ブランディングによる魅力の充実を図り、多くの受験生等に選ばれ、地域社会に新たな価値を創出する大学づくりにつなげ、神戸市域の持続可能な地域社会への貢献を目指していく。
モリサワは、同プロジェクトの趣旨に賛同し、大学との連携強化および地域貢献を目的に参画した。自社の製品・サービスを通して地域活性化や共生社会の推進に積極的に取り組んできた知見を活かし、「ブランディングにおけるフォントの役割」や「情報のユニバーサルデザイン」についての解説・資料作成支援など「情報発信の質向上」を中心としたプロジェクトを行っていく。
これらを通して神戸市、そして一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォームが目指す「チャレンジし続けるグローカル人材の育成・定着を通じて産業・大学・地域がともに進化していく神戸」の実現に貢献する。
■企業版ふるさと納税の活用
モリサワは神戸市へ、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を通じて寄附を行った。同プロジェクト研究は、この寄附金を財源に運営する。
※企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)とは、地方自治体による地方創生事業に対して、民間企業からの寄附を活用する制度である。
2024年5月21日、神戸市内にて感謝状贈呈式が開催。(左から)神戸市長
久元喜造氏、株式会社モリサワ 代表取締役社長 森澤彰彦
■神戸の未来創生に向けた大学経営人材育成プロジェクト研究 概要
期間:2024年6月〜2025年4月 全20回
会場:KOBE Co CREATION CENTER (神戸市中央区三宮町1-9-1 センタープラザ9階)、
オンライン
対象者:プラットフォームの参画大学の大学職員、自大学の大学経営の意思決定に携わる
職員もしくはその職員が推薦する職員、受講内容を学内で広く啓発し、実践いただける方
主催:神戸市、一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォーム
共催:学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 事業構想研究所
協力:株式会社モリサワ
■神戸市について
神戸は、国際貿易港を中心に発展してきた日本を代表する大都市であり、海と山、魅力ある街並み、そして、美しい田園に恵まれた多様性のある街である。また、1868年の開港以来、多くの外国人が移り住み、常に海外からの多様な文化や新しい気風を取り入れながら、国際都市・神戸として個性豊かな発展を遂げてきた。神戸には、製造業などの産業集積に加え、最先端のバイオ研究が進む「神戸医療産業都市」、世界最高レベルのスーパーコンピュータ「富岳」など国家プロジェクトが進められている。さらに、多彩な高等教育と研究を実践し、歴史と伝統ある大学が数多く立地し、約7万人の大学生が学ぶ、全国屈指の大学都市であり、豊富で個性豊かな教育資源に加え、大学を通じて多くの若者が集まっていることが地域活性化の原動力となっている。現在は5か年の実施計画である「神戸2025ビジョン」に基づき、持続可能な開発目標(SDGs)の達成や経済成長、産学連携による魅力的な仕事の創出、子育て支援、特色ある教育環境の充実など、さまざまな柱を掲げて取り組んでおり、「海と山が育むグローバル貢献都市」の実現を目指している。
■一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォームについて
全国屈指の大学都市神戸の強みを活かし、大学、産業界、神戸市がチームとなり、産官学共創による課題解決を目指し、一般社団法人「大学都市神戸産官学プラットフォーム」を2023 年11 月に設立した。プラットフォームでは、「神戸の将来を支える人材の獲得」「神戸の未来を牽引する人材育成・定着」「神戸経済への直接的な貢献」の3つの視点を踏まえ、産官学連携による多様なプロジェクトを展開している。またアクセスが良い三宮・センタープラザ9階に交流拠点「KOBE Co CREATION CENTER」を開設し、共創活動の実践・発信の場、学生や大学研究者・関係者の交流の場としての活用を促進していく。
■事業構想大学院大学について
2012年4月に東京・南青山に開学した、事業構想と構想計画を構築・実践する社会人向け大学院。事業の根本からアイデアを発想し、事業の理想となる構想を考え、実現するためのアイデアを紡ぎ、構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供している。多彩な業界で活躍する教員・院生と議論を重ね、2年間で事業構想計画書の提出を経て、専門職学位の「事業構想修士(専門職)」(MPD:Master of Project Design)が授与された。また、本学の附属研究機関である「事業構想研究所」では、企業・事業のプロジェクトベースでの研究が活発に実施され、既に3,000名以上が課程を修了しているほか、月刊『事業構想』等の出版を始め、研究書籍を発刊している。
■モリサワについて
コンピューターで扱うためにデジタル化された書体である「フォント」のリーディングカンパニーである。「文字を通じて社会に貢献する」を社是に、より多くの人にとって読みやすく設計された「UD(ユニバーサルデザイン)フォント」を開発・提供し、第三者機関と共同で可視性・可読性に関する比較研究報告を実施している。UDフォントは多数の自治体や教育機関、一般企業での採用実績があり、「BIZ UDフォント」や「UDデジタル教科書体」などの書体はWindows10以降にも搭載され広く利用されている。 2,000書体以上が使えるフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」をプロデザイナー向けに提供するほか、広報紙などの紙媒体をデジタル化し、音声読み上げや多言語配信などを実現する多言語ユニバーサル情報配信ツール「MCCatalog+(エムシーカタログプラス)」、機器やアプリケーションへの組込みフォント、Webフォント、企業ブランディングにも効果的なオリジナルフォントなど、利用環境に合わせたサービスを幅広く展開している。
●同件に関する問い合わせ先
株式会社モリサワ 東京本社 営業企画部 営業企画課
Tel:03-3267-1378
E-mail:public-biz@morisawa.co.jp
SNSでも最新情報を公開している
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