ニュースリリース
2025.04.24
◆モリサワ 「Morisawa Fonts」Webフォントにヒラギノフォントなど 書体拡充や月契約・新プランLiteの登場などアップデートを予定
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、 2025年5月12日(月)、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のWebフォントにおいて、円滑なプロジェクト運用をサポートする機能をアップデートするとともに、より手軽にWebフォントを導入できる新プラン「Webフォント Lite」を提供開始する。
2024年に提供開始したMorisawa FontsのWebフォントは、豊富なフォントライブラリーの書体をWebサイト上で表示させるサービスとして広く利用されている。
大規模なWebサイトや複数プロジェクトをリードする方向けの従来のプランでは、Webプロジェクト管理者がより快適に業務が行えるよう、機能をアップデートしている。新機能「プロジェクトアクセス制御」では、役割ごとの権限制御による情報管理やセキュリティの向上を実現することで、円滑なプロジェクト運用をサポート。あわせて、プラン内でのプロジェクト作成数が無制限になり、幅広いWebプロジェクトで利用可能になっている。
新たに提供開始する新プラン「Webフォント Lite」は、Webサイトに独自性を持たせたい方、新たな表現に挑戦したい方に向けた導入プランになる。従来のプランよりも基本PV数やプロジェクト数などを限定することで、より手軽に導入いただける価格設定としている。
また、両プランとも年契約だけでなく月契約も選ぶことができ、より柔軟な活用が検討できる。さらに、ヒラギノフォントや写研フォント、秀英体ファミリーなどが選択可能書体に加わるほか、既存書体「みちくさ」「澄月」では縦組みの際に文脈を考慮した連綿体の設定も有効になる。デスクトップフォントと同じ豊富なラインナップから書体を選べることで、Webサイトによりデザイン性や独自性を持たせることが可能である。文字の細かい表示調整が可能となり、Webサイトの組版品質も向上する。
モリサワは、今後もサービスの提供を通じ、ユーザーのWebサイト上の自由な表現や快適な制作環境を支えていくとしている。
■提供開始日
2025年5月12日(月)
■内容
●従来のプラン「Webフォント」への機能追加
新機能「プロジェクトアクセス制御」が追加される。役割ごとの権限制御による情報管理やセキュリティの向上を実現することで、円滑なプロジェクト運用をサポートする機能である。招待制で安全な情報管理が可能。プラン内でのプロジェクト作成数が無制限になり、幅広いWebプロジェクトでご利用可能になっている。
●新プラン「Webフォント Lite」の提供
Webサイトに独自性を持たせ新たな表現に挑戦したいユーザーへの導入プラン。配信方法、配信スピードは上位のWebフォントプランと同様であるが、基本PV数やプロジェクト数などを限定することで、より手軽に導入いただける価格設定としている。価格は25万PV2,750円(1か月)、300万PV33,000円(1年)で、追加PVの購入も可能である。
●「Webフォント」「Webフォント Lite」共通
・契約期間に月契約を追加
これまでの年契約だけでなく月契約も選べるようになっている。
・選択可能書体の追加
人気の高いヒラギノフォントや写研フォント、秀英体ファミリーなどが選択可能書体に加わる。
対象書体の詳細は、提供開始日以降、Morisawa Fontsサービスサイトにて確認を。
https://morisawafonts.com/plans/webfont/
・文脈を考慮した連綿体への対応
既存書体「みちくさ」「澄月」において、文脈を考慮した連綿体の設定が有効である。日本の伝統美をWeb上でも活かすことができるようになり、デザインの幅が広がる。
・ 日本語組版のカスタマイズ性の向上
約物のアキ(句読点や記号のスペース)などの細かい表示調整が可能になり、より自由な文字組みが行える。
■プラン比較
https://support.morisawafonts.com/hc/ja/requests/new
■購入方法
・提供開始日より、Morisawa Fontsのサービスサイト(https://morisawafonts.com/)から申し込みが可能。
※すでにWebフォントプランを契約中のユーザーは、アップデート提供開始後から新機能を利用できる。
・購入にはMorisawa IDの取得が必要である。
・支払いにはクレジットカードが利用できる。
Webフォントとは
インターネットを介してフォントを配信し、Webブラウザで表示させる仕組みのことである。Webフォントを使用したWebサイトでは、閲覧者の端末に指定したフォントがインストールされていなくても、制作側で指定した書体を表示できる。また、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどデバイスを問わず表示が可能。デザインに一貫性を持たせ、Webにおけるブランドイメージをより豊かに表現することや、Webフォントのテキスト情報によって、検索性アップやSEO対策が期待できる。
Morisawa Fontsについて
Morisawa Fontsはクラウド型のフォントサブスクリプションサービスである。グラフィックデザイン、WebサイトやプロダクトのUI/UX、映像や動画といったモーショングラフィックスなど、さまざまなクリエイティブスタイルに必要なフォント環境を柔軟に提供する。また、事業規模に応じたエンタープライズ要件に対応する機能も随時アップデートし、効率的なワークフローをサポートする。さらに、日本国内だけでなく2024年からはシンガポールでも販売するなど、国境をまたぐグローバルなクリエイティブワークへの対応も進めている。
Morisawa Fontsサービスサイトはこちら
https://morisawafonts.com/
●同件に関する問い合わせ
https://support.morisawafonts.com/hc/ja/requests/new
SNSでも最新情報を公開している
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。