ニュースリリース
2025年08月
2025.08.07
◆富士フイルムグラフィックソリューションズ Revoria Press PC1120導入事例――株式会社新藤慶昌堂 特殊トナーを用いたビビッドな色再現が、品質重視の同人誌市場で高評価 大容量スタッカー・自動検査システムで大ロットジョブでも品
1931年創立の老舗総合印刷会社、株式会社新藤慶昌堂(本社:東京都江戸川区松江7-6-18、代表取締役:藤江弘明氏)は、2024年7月、富士フイルムのプロダクションカラープリンター『Revoria Press PC1120』(以下 PC1120)を導入し、商業印刷の小ロットジョブに加えて、高い印刷品質・表現力が求められる同人誌や、1万~2万部の大ロットの書籍・パンフレットなどの仕事にも活用している。また、デジタル印刷ならではのメリットを活かして作業の効率化を進め、生産性向上も実現している。導入の背景や効果、今後の展開などについて、生産管理本部デジタルプレスグループのグループリーダー・永井悟士氏に伺った。
■同人誌の受注拡大が見込める中、生産力の増強が課題に
新藤慶昌堂は、1931年に『新藤画版所』として設立された、90年以上の歴史を持つ老舗総合印刷会社である。創業当時はノート、ポスター、カレンダーといった紙工品の卸売業などを手がけていたが、数度の社名変更を経て2018年に『株式会社新藤慶昌堂』となり、現在は国内6拠点、従業員数160名の規模で、デザインから配送まで、幅広い商材やサービスを提供している。
同社が初めてデジタル印刷機を導入したのは20年以上前。短納期のチラシや名刺といったオンデマンド市場を開拓しながら、デジタル印刷ビジネスの知見を蓄積してきた。2016年には、デジタル印刷サービスを担当するデジタルプレスグループが両国から千葉工場へと移転。製版部門・刷版部門・デザイン・Web制作とさまざまな部署を経験してきた永井氏が、グループリーダーに就任した。
同グループでは現在、3台のデジタル印刷機と後加工機を保有し、小ロットジョブから1~2万部という大ロットの書籍やパンフレット、永井氏が立ち上げた同人誌印刷サービスのジョブを、出力から梱包・発送まで4名のチームで一貫生産することで、幅広いニーズに応えている。
そんな同社がPC1120の導入検討を始めたのは、2024年1月頃。当時運用していたデジタル印刷機のうち1台の保守サポートが切れ、そのうえ機械トラブルが増加し生産性が下がっていた。
「当時、デジタルプレスグループでは“1台で1時間あたり1,000枚”を出力の目安にしていましたが、その実現が厳しくなっていました。また、同人誌印刷サービス『PriPera(プリペラ)』が軌道に乗ってきたタイミングでもあり、これから拡大していくマーケットが目の前にあるのに生産力が落ちていくことに、危機感を持ち始めていたのです。そんな状況を打開するためには、新機種への入れ替えが必須でした。せっかくなら、品質と生産性を高いレベルで兼ね備えたものを入れようと考え、検討を進めました」(永井氏)
■“ワクワク・ドキドキできるハイエンド機”としてPC1120を選択
機種選定において永井氏は、2つの点を重視したという。
「まず、営業やお客さまに満足していただける高画質と、大ロットにも対応可能な生産性を持つハイエンド機であること。そしてもう一つ、当グループのメンバー全員が『これから自分がどんなふうに仕事をしていくのかが想像でき、ドキドキ感・ワクワク感を持てる機材』であること。これがとても重要だと考えました」
2024年5月に、グループメンバー全員と前工程を担当するスタッフで、FFGSのショールームを訪問。実機やサンプルを見ながら、PC1120の画質や表裏見当精度、生産性などを確認するとともに、特殊トナーを使うことで広がる表現の可能性についてFFGSから説明を受け、イメージを膨らませていった。
「デジタルプレスの分野を長らく牽引してきた富士フイルムさんですから、製品のスペックとか品質についてはまったく心配していませんでしたし、長いお付き合いの中で、メーカーとしての信頼感もありました。あとは実際にこの機械を見てチームのみんなが『使ってみたい!』と思えるかどうか。そこがポイントでした」(永井氏)
こうしてメンバー全員が期待を持って選んだのがPC1120だった。同年7月には千葉工場に設置、夏に開催される同人誌即売会に向け、早速フル稼働を開始した。
今回同社が導入したPC1120は、後加工の作業をスムーズにするため、連続出力を可能にする大容量スタッカーや、合紙を差し込むインターポーザーといったオプションを採用。さらに自動検査システムも搭載し、万全の態勢を整えた。
「大きいロットの仕事でもしっかりと品質と生産性を維持するには、大容量スタッカーと検査システムは必要不可欠な組み合わせだと考えました」(永井氏)
■期待を超える印刷品質、現場のマルチタスク化によりサービス向上
PC1120を導入して最初に実感したメリットは、つねに安定した仕上がりが得られる「品質・安定性の高さ」だったと永井氏は語る。
「企業様からの仕事では、データ通りの忠実な再現が求められます。その点、PC1120の品質と安定性は非常に心強いものがあります。一方、同人誌の仕事では、イベント会場でパッと見たときのインパクト、“表紙のきれいさ”が何より重要になります。それも普通のきれいさではなく、“期待の上を行くきれいさ”が求められる。納品後、イベント会場に視察に行くこともあるのですが、そのときにお客さまから 『すごくきれい!』と喜びの声を直接お聞きすると、“期待以上の品質”の大切さをあらためて感じますね」(永井氏)
もう一つ、PC1120を導入したことで格段に向上したのが、デジタルプレスグループ全体の作業効率と生産性だという。
「導入・設置したのが同人誌の大きなイベントの直前だったのですが、メンバーの協力もあり、うまく立ち上がってくれて、稼働開始直後からトラブルもなくフル回転で生産に入ることができ、納期に間に合わせることができました」(永井氏)
このようなスムーズな立ち上がり、効率的な生産が実現した背景には、永井氏を含めた4名のグループメンバー全員が製本工程経験者であることも挙げられる。
「後工程をわかった上で出力するのと、データを出力することだけを仕事にするのとでは大きな違いがあります。当グループは、全員が出力から出荷まですべての工程を理解し、サポートし合える体制になっています。そんな環境にあって、PC1120の導入によって出力オペレーションの負荷が大幅に軽減されたので、全体の生産性向上につながっているのだと思います」(永井氏)
加えて、PC1120の大容量スタッカーや検査システムなどにより、出力している間にさまざまな作業を並行して進める「マルチタスク」的な動きができるようになったことも、生産性向上に大きく寄与している。とくに、製本加工や梱包、発送まで次々と効率よくこなさなければならない小ロット・短納期の仕事では、マルチタスクを可能にするPC1120は重要な役割を果たしている。
■PC1120のメリットをさらに引き出し、新たなサービス・商材の提供へ
新藤慶昌堂では現在、PC1120の大きな特徴である特殊トナーを前面に打ち出した新しいサービスや商材の準備を進めている。その中には、ピンクトナーを使った同人誌向けサービスや、ゴールドトナーを活用したカレンダーなどがある。
社内の経験値を蓄積するため、複数の同人誌の顧客に了解を得てピンクトナーを試験的に使用したところ、「イベント会場で飛ぶように売れた」との反応があったという。
「イベントでは、たくさんの同人誌がテーブルに並べられるわけですが、その中で、ピンクトナーを使った鮮やかな表紙は来場者の目を引き、予想以上に売れ行きが良かったそうです。特色の効果をあらためて実感しましたね」(永井氏)
また、同社では、PC1120の品質の高さを活かし、「営業がオフセット印刷・デジタル印刷を意識せずに仕事を流せる環境の構築」を目指している。現在は大部分の仕事で、顧客の予算感や納期などをもとに、オフセット印刷/デジタル印刷への振り分けを営業が判断しているが、後工程まで含めた効率・コスト面を考えると、デジタル印刷の方がメリットが大きくなるケースは多いという。
一方、社内にはデジタル印刷の品質に対する不安がまだ残っているといい、永井氏は「オフセット機とデジタル機のシームレスな活用を実現するためには、いままでのデジタル印刷に対するマイナスのイメージを払拭する必要がある」と語る。
「PC1120の品質の高さ、オフセットと遜色のない仕上がりを営業にしっかりと見てもらい、理解を促しつつ、活用の幅をさらに広げていきたいと思っています」(永井氏)
今後、新しいサービス・商材の開発や生産環境づくりを進めていくにあたり、FFGSの役割に対する期待も大きいという。永井氏は最後にこのように語ってくれた。
「私はこれまで、製本、製版、デザイン、Web制作、刷版などさまざまな部署を経験し、その過程で社内にたくさんの“相談できる仲間”ができましたが、FFGSさんも、サービスや商材のイメージを一緒に膨らませてくれたり、それを具現化する方法を一緒に考えてくれたりする仲間だと思っています。こうした仲間は、PC1120を有効に活かしていく上で欠かせない存在です。今後、デジタルプレスグループのメンバーの力も借りながら、PC1120のメリットをもっと引き出し、新藤慶昌堂としての商品開発力・提案力の底上げを図っていきたいと考えています」
■お客様プロフィール
株式会社 新藤慶昌堂
本 社:東京都江戸川区松江7丁目6-18
千葉工場:千葉県千葉市稲毛区六方町218-1
■関連リンク
「Revoria Press PC1120」に関する詳細はこちら
2025.08.06
◆モリサワ 大阪・関西万博記念、好きな言葉&デザイン&フォントでデジタルスタンプが作れる特設サイト「フォント de スタンプ」公開! ミャクミャクデザインのハンコが当たるキャンペーンも同時開催
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)において「大阪・関西万博PRブロンズパートナー」として協賛していることを記念し、このほど、大阪・関西万博特設サイトを開設、フォントを選んで作れる!「フォント de スタンプ」を公開した。
フォントを選んで作れる!「フォント de スタンプ」は、大阪・関西万博モチーフのデザインを含むフレーム(台紙)とモリサワのフォントを使って、自身の好きな言葉や名前を入力したオリジナルデジタルスタンプ(スタンプ形式のデジタル画像)を作成、ダウンロードでき、フォントを変えることで言葉の印象が変わる楽しさが体験できる。ダウンロードしたデジタルスタンプは、電子印鑑として使うのはもちろん、SNSのアイコンや写真、メッセージカードに加工するなど自由に利用できる。
また、作成したデジタルスタンプが、本物のハンコになって届く「万博記念!フォントが選べるオリジナルハンコプレゼント」キャンペーンも実施している。ハンコのハンドル部分は、大阪・関西万博の公式キャラクターミャクミャクのデザインとなっており、世界に一つだけのオリジナル万博グッズになるかもしれない。
■フォントを選んで作れる!「フォント de スタンプ」
https://fontstamp.morisawa.co.jp/stamp/
フォントを選んで作れる!「フォント de スタンプ」のフレーム(台紙)デザインは全部で9種類、期間限定で大阪・関西万博モチーフのデザインを選ぶこともできる。選べる12種類のフォントは、モリサワの代表的なユニバーサルデザイン(UD)フォントで、大阪・関西万博の会場サインなどに協賛で提供している「UD新ゴ」や、推し活うちわの文字などで人気の高い「勘亭流」、ビジネスシーンでも使用頻度の高い「正楷書CB1」、教育現場でも注目されている「UDデジタル教科書体」や「UD学参丸ゴシック」、近年人気の手書き風フォント「ぺんぱる」などで、自分にぴったりのオリジナルデジタルスタンプを作成することができる。
■「万博記念!フォントが選べるオリジナルハンコプレゼント」キャンペーンについて
フォントを選んで作れる!「フォント de スタンプ」でデジタルスタンプを作成し、応募した中から抽選で100名に、「万博記念!フォントが選べるオリジナルハンコ」をプレゼントするキャンペーン。
https://fontstamp.morisawa.co.jp/campaign/
プレゼント内容:
応募作品をもとに制作した「万博記念!フォントが選べるオリジナルハンコ」ハンコのハンドル部分は、大阪・関西万博の公式キャラクターミャクミャクをあしらったデザイン
◆応募条件:
・「フォントde スタンプ」サイト(https://fontstamp.morisawa.co.jp/stamp/)でデジタルスタンプを作成した人
・送付先に、日本国内の住所を持っている人
◆応募期間:
2025年8月6日(水)〜9月29日(月)
当選発表:
プレゼントの発送をもって当選発表とさせていただきます。
◆応募規約:
以下より確認。
https://fontstamp.morisawa.co.jp/campaign/terms/
注意事項など:
特設サイト(https://fontstamp.morisawa.co.jp/campaign/)で確認を。
■モリサワ大阪・関西万博特設サイトについて
「フォントの世界へようこそ クイズで学び、スタンプで遊ぼう」と題して、文字の力で大阪・関西万博を盛り上げる特設サイト。フォントを選んで作れる!「フォント de スタンプ」のほか今後は、クイズ王伊沢拓司氏が率いる知的エンタメ集団「QuizKnock」とコラボレーションしたフォントのクイズも公開予定である。
モリサワ大阪・関西万博特設サイト
https://fontstamp.morisawa.co.jp/
モリサワと大阪・関西万博について
モリサワは「大阪・関西万博PRブロンズパートナー」として協賛し、大阪・関西万博の会場サインやアプリなどで使用するための各種フォントも提供している。また、「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」のサポーターとして、展示ディスプレイや平面サインなどで使用されるフォントを提供しているほか、その他のパビリオンでも各種フォントが採用されている。
モリサワについて
株式会社モリサワは、「文字を通じて社会に貢献する」を社是に研究・開発を続けているフォントメーカーである。Windows10以降に搭載されているBIZ UDフォントやUDデジタル教科書体など、より多くの人にとって読みやすく設計されたUDフォントも開発している。2,000書体以上が使えるフォントサブスクリプションサービスMorisawa FontsやUDフォント60書体が使えるMORISAWA BIZ+のほか、機器やアプリケーションへの組込みフォントやWebフォントなど、利用環境に合わせたさまざまなフォントサービスを提供している。
モリサワのUDフォントについて
モリサワのUDフォントは、「文字のかたちがわかりやすいこと」「文章が読みやすいこと」「読み間違えにくいこと」をコンセプトに開発されている。具体的には、濁点や半濁点を大きくして、区別をつけやすくしているほか、シルエットの似た文字を判別しやすくするために、はなれを明確にするなどの工夫をしている。第三者機関と共同で可視性・可読性に関する比較研究報告も実施している。
https://www.morisawa.co.jp/fonts/udfont/
●同件に関する問い合わせ
株式会社モリサワ EXPO2025推進室
E-mail:EXPO2025@morisawa.co.jp
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2025.08.05
◆モリサワ 新書体を2025年10月と2026年初頭にリリース 第1弾はタイプバンクフォント、写研フォントを含む85ファミリーを予定 〜新書体ティザーサイトを8月5日公開〜
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151
代表、以下モリサワ)は、2025–2026年新書体として、このほど、第1弾ラインナップを2025年10月、第2弾を2026年初頭にリリース予定であることを発表した。
2025年10月に予定している新書体第1弾では、長年愛されてきた書体を中心に拡充していく。これまで「TypeBank PASSPORT」から提供してきた個性豊かなタイプバンクフォントがフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」で使用できるようになるほか、昨年に続き、写研書体のOpenTypeフォント開発プロジェクトによる「写研クラシックス」も合わせ、合計85ファミリーを提供する。
新書体第1弾の提供開始日、および2026年初頭に提供予定の新書体第2弾ラインナップなどの詳細は順次案内していく。
■新書体ティザーサイトを本日公開
本日より、新書体第1弾ラインナップが一覧できる一行見本PDFなどを公開しているほか、9月17日からは、デザインのヒントとして、新書体を使ったグラフィック作例を毎週更新予定である。
新書体ティザーサイト
https://new.morisawafonts.com/2025-2026/
■新書体第1弾 概要
新たにMorisawa Fontsへ搭載するタイプバンクフォントは、70ファミリー。 明るくおおらかなイメージでデザインされたかなとスッキリと整理されたエレメントを持つ漢字で構成された「TB明朝」、これまでMorisawa Fontsでは取り扱いのなかった「TBカリグラゴシック」のE、Uのウエイトをはじめ、「TBデジタル丸ゴシック」の漢字にレトロなあたたかみを演出するシネマ仮名を組み合わせた「TBシネマ丸ゴシック」、毛筆の自由な動きを原点として趣のある表情の「フローレン」、軽やかなペン字風の「日立つれづれぐさ」などが加わり、デザインの幅を広げている。
また、「写研クラシックス」として、新たな写研フォント15ファミリーを提供している。写研クラシックスは、写研から提供を受けたアウトラインデータをもとに、不足文字の追加や文字セットなどの仕様を整理したフォント。極太の縦画と細い横画が対照的な力強い印象の「大蘭明朝(おおらんみんちょう)」、シンプルで直線的なゴシック体に白いシャドウをあしらった「イダシェ」、横画が縦画よりも太いファンテール体をもとに、モダンスタイルの要素を取り入れた「ファン蘭」、肉付きのよいしっかりとした書風が特徴の「田行書(でんぎょうしょ)」などを含む多彩なラインナップとなっている。また、写植書体としてはリリースされていない完全新規公開の書体として、おおらかで柔らかな手書き風のデザイン書体「アキフリー」も登場させる。
「写研クラシックス」の詳細についてはこちら(https://www.morisawa.co.jp/about/news/10088)を閲覧。
対象サービス
Morisawa Fontsの以下プラン(※1)
スタンダードプラン(学生・教職員向け特別価格を含む)
Select8/24(※2)
業界別プラン(教育機関/公共団体/エンタープライズ)
Webフォント(※3)
(※1)MORISAWA PASSPORTへの新書体提供は終了している。新書体の利用に当たってはMorisawa Fontsへの移行を促している。MORISAWA PASSPORTを利用中のユーザーに向けて、下記より詳細を案内している。
・MORISAWA PASSPORTはこちら
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport/migration/
MORISAWA PASSPORTのサービス終了予定の案内以前に複数年で契約され、現在も利用中のユーザーを対象に、新書体サポートプログラムを実施している。対象条件などの詳細はこちら(https://www.morisawa.co.jp/about/news/9507)を閲覧。
・MORISAWA PASSPORT アカデミック版はこちら
https://morisawafonts.com/plans/standard/nt-support-program-academic/
・教育機関向け/公共団体向けMORISAWA PASSPORTはこちら
https://mf-migration.morisawa.co.jp/hc/ja/articles/360020539372#h_01J5Z9YNHNAYJ1WAHRW1F4DYP9
教育機関向け/公共団体向けMORISAWA PASSPORTにおける新書体サポートプログラムの詳細は追って通知する。今後の案内に注目を。
(※2)「Select8」プランでは、第1弾ラインナップにおける全ての写研フォント、および一部のタイプバンクフォントは提供対象外である。
(※3)Webフォントサービス「TypeSquare」には、2025–2026年新書体は提供されない。Webフォントの利用に当たっては、Morisawa Fontsのプランを検討すること。
詳細はこちら(https://www.morisawa.co.jp/about/news/16213)
(※)フォント提供アプリ「MORISAWA PASSPORT for iPad」には、2025–2026年新書体は提供されない。詳細はこちら(https://www.morisawa.co.jp/about/news/16148)
提供時期
2025年10月より順次
■「TypeBank PASSPORT」提供終了のお知らせ
この度のタイプバンクフォントの「Morisawa Fonts」搭載に伴い、2027年12月末日をもって「TypeBank PASSPORT」の提供を終了する。また、Morisawa Fontsへの搭載対象には、一部含まれないタイプバンクフォントがある。詳細はこちら(https://www.morisawa.co.jp/about/news/16223)を確認のほど。
Morisawa Fontsの詳細はこちら
https://morisawafonts.com/
●Morisawa Fontsへの契約移行に関するお問い合わせ
https://mf-migration.morisawa.co.jp/hc/ja
●本件に関するお問い合わせ
株式会社モリサワ コーポレート・ブランディング部 広報宣伝課
E-mail: pr@morisawa.co.jp
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
2025.08.05
◆モリサワ TypeBank PASSPORT サービス提供終了のお知らせ
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、TypeBank PASSPORTの提供を2027年12月末日に終了する。
TypeBank PASSPORTは、株式会社タイプバンク(※2019年にモリサワに吸収合併)により2012年に提供が開始され、以降同社にて販売を継続してきた。モリサワでは長年にわたって同製品を使用してきたユーザーに謝意を表明。今後は、より利便性と機能性を高めた後継製品であるフォントサブスクリプションサービスMorisawa Fontsにて従来の書体を活用できるようにした。
◆サービス終了時期 2027年12月末日
今後の購入および更新について
新規契約受付:2025年10月14日(火)購入申請書発行終了
契約更新受付:2026年12月末契約満了のユーザーまで
台数追加受付:契約期間中は手続きを受け付ける
Morisawa Fontsでの同製品書体のお取り扱い
一部書体を除き、Morisawa Fontsの2025-2026年新書体として搭載される(2025年10月予定)。
・TypeBank PASSPORTに搭載されている以下7書体はMorisawa Fontsには搭載されない。なお、「TBUD学参丸ゴシック」は2024年10月に改定常用漢字表に対応した「TBUD学参常改丸ゴシック」をリリースしているので、こちらを利用すること。
TBFZ 鉄筋隷書 L
TBFZ 流飄行書 B
TBFZ 行書ビターPlusK B
TBFZ 行書マイルド PlusK B
TBUD学参丸ゴシック
TBUD学参太丸ゴシック
TBUD学参極太丸ゴシック
・組体裁に影響がある書体がある。改訂内容の詳細は、Morisawa Fontsサービスサイトにて案内予定である。
・プランによって一部提供内容が異なる。詳しいラインナップは、新書体提供開始後、対象プランを選択して確認すること。
Morisawa Fonts 2025-2026年新書体ニュースは以下より
https://www.morisawa.co.jp/about/news/16216
TypeBank PASSPORT製品ページは以下より
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/typebank/passport/
Morisawa Fontsサービスサイトは以下より
https://morisawafonts.com/
●同件に関する問い合わせ
https://support.morisawafonts.com/hc/ja/requests/new
X(旧Twitter):@Morisawa_JP
Facebook:@MorisawaJapan
※記載されている内容は、予告なく変更する場合がある。
※記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標である。
- 1 / 1