ニュースリリース

2026年09月

2026.09.28

◆株式会社ミカド  Webサイト(公開情報)の現在地を無料で確認 中小企業向け自律型Webインフラ監視プラットフォーム「SITE RADER」より「ワンショットWeb外形診断ツール」を9月28日より提供開始

〜 安全性の判定ではなく「外形観測」に特化。現状設定の可視化レポートを無償提供 〜

株式会社ミカド(本社:東京都千代田区、代表取締役:青柳 恵介)は、自社が開発・運営する自立型Web
インフラセキュリティ監視プラットフォーム「SITE RADAR(サイトレーダー)SaaS版」の診断レポート発行機能を抜き出し、「ワンショットWeb外形診断ツール」として2026年9月28日(月)より正式提供し
た。(ワンショット「SITE RADAR」※以下「OSSR」と呼ぶ)

無料のワンショットサービスは単機能で数多く存在するが、横断して使う手間がかかっていた。同サービスは、OSSR専用サイトでURLを入力するだけで、HTTPヘッダーやDNSレコード、SSL証明書期限のほか、WordPressを代表するオープンソースCMSをはじめ、SaaS型CMSなど「外部から誰でも確認できる公開情報」が、どのような設定状態にあるかをまとめて客観的に可視化する初期診断ツールである。

(※利用に際し、不正利用やアクセス過多防止のためメール認証による制限がある)

「SITE RADAR」SaaS版で提供する診断レポート同様に、Markdown形式のデータで取得できる。

なお、同ツールはWebアプリケーション内部のバグを突くような脆弱性診断ツールではなく、対象サイトの安全性や危険性を評価・判定するものではない。あくまで設定状況の“現在地”を把握するための一次資料として活用するものである。

 

■ 開発・リリースの背景

昨今、不正アクセスやWebサイトの改ざん、情報の漏えいなど、サイバーインシデントのニュースが絶え間なく報じられている。企業規模を問わずセキュリティ対策の実効性が求められる中、多くの中小企業では「自社のWebサイトが外部からどう見えているのか、基本的な設定がどうなっているのかさえ把握できていない」という課題を抱えている。

また、いきなり有料サービスを契約するのも不安を抱える声が多数ある。本格的な脆弱性診断(ペネトレーションテスト等)を実施する前に、まずは自社サイトのパブリックな設定情報(メールの認証設定や暗号化通信の設定など)が標準的な状態に保たれているかを知ることが、インシデントを減らすための重要な「最初の一歩」となるだろう。

株式会社ミカドは、この「外部からの設定状況の可視化(外形観測)」を手軽に行える環境を提供すべく、無償で利用できる「ワンショットWeb外形診断ツール(OSSR)」を提供する。

  



https://oneshot.siteradar.jp 提供ページのスクリーンショット



 

 

2026.09.28

◆富士フイルムグラフィックソリューションズ FFGS QC Navi 導入事例――菱源株式会社 デバイス間のマッチングと数値管理の徹底により色合わせの迷いを解消 作業の精度と効率が高まり、品質への確かな自信が生まれた



企画・デザインから発送までを本社内で完結できる一貫体制を強みに、商業印刷からデジタルコンテンツ、ペーパークラフト、パッケージ、ノベルティまでを手がける菱源株式会社(本社:愛知県海部郡大治町西條松下75、代表取締役社長:岡島優樹氏)は、FFGSが提供する印刷品質管理ソリューション『FFGS QC Navi』(以下 QC Navi)を活用。「Japan Colorに準拠した数値管理」を軸とした色管理体制を整え、現場オペレーションの作業効率向上、属人化解消、クライアントの満足度向上を図っている。この取り組みに至った背景にはどのような課題があり、また現在までにどのような成果が挙がっているのか。代表取締役社長・岡島優樹氏、取締役 工場長・足立隆行氏、印刷課 課長・酒井一弘氏、生産管理課 課長 兼 プリプレス課 課長・本多成吉氏に伺った。

 

■属人的な色合わせからの脱却を目指して

 1871年(明治4年)に和洋紙の販売店『菱屋』として開業し、印刷業へと事業を広げ、創業150年以上の歴史を持つ老舗印刷会社の菱源。大手自動車メーカーをはじめ、数十年にわたり取引を続けるクライアントも多く、地域に根差した印刷会社として長い歴史を持つ。現在は一般商業印刷に加え、デジタルサイネージ、ペーパークラフト、パッケージ、ノベルティなど幅広いニーズに応えている。また、印刷技能士やMUD検定の資格取得を推進するなど、人材育成と技術力向上にも積極的に取り組むほか、2022年からは、障がい者の就労支援にも力を注いでおり、本社敷地内にB型就労支援施設『やまもも園』と就労ブース『SPACE(エスペース)』を併設している。

  
   岡島社長

現在保有するオフセット印刷機は3台で、主力はA全判ハイブリッドUV4色機だ。他2台は油性機で、菊半裁判の4色機と菊全判の両面2色機。プルーファーとしては『Docu Color 1450 GA』(以下 DC1450)と『PRIMOJET』を運用している。

そんな同社がQC Naviの導入を決めたのは、近年、クライアントの品質要求レベルが高まる中、“人の腕に頼った色合わせ”に限界を感じるようになったことが大きな要因だ。「当社としては、“お客さまに自信を持って提供できる品質”を磨き続けることが大事だと考えていますが、これまでは、オペレーターの経験に頼る部分が大きく、色の再現精度に課題を感じていましたし、増刷のたびに色が合わず、営業が説明に苦労する場面も少なからずありました。加えて、人材の確保も困難になりつつあるので、“誰が刷っても同じ品質を出せる環境”を整える必要性を強く感じていたのです」(岡島社長)

 10年ほど前に印刷機をJapan Colorに合わせて調整したものの、実運用においては、色見本がクライアント支給のものだったり協力会社で出した色校正だったりと統一されていなかったこともあり、印刷現場で色合わせに苦労する状況が続いていた。


足立取締役
   印刷側の環境だけ整えても、あまり効果が得られないということがわかりました。もっと根本的な仕組みから変えなければ現場の苦労はなくならない。
プルーファーも含めた全デバイスを統合的に管理する必要があると考えたのです」(足立取締役)

 

■色が安定し、クライアントとのやり取りがスムーズに

こうした課題を解決するため、同社は2台ある4色機(UV/油性)とDC1450、PRIMOJETのマッチングに着手。FFGSの印刷診断を受けながらドットゲインカーブを調整し、データと印刷濃度が一致する状態をつくっていった。以前は、薄い色が赤く、濃い色が青く転ぶなど、アンバランスな状態だったが、補正を重ねることで、全域で安定した色再現が可能になった。


 
 本多課長

「3回ほど診断と補正を繰り返した結果、データ通りの色が出るようになりました。UV機と油性機の色差も解消できたため、印刷機の運用効率も上がっています」(本多課長)

 ベテランの職人技に頼っていた色合わせの作業は、数値管理により標準化。経験の多寡に関わらず、誰でも同じ基準で判断できるようになったことで、色調整のスピードも安定性も向上した。

「濃度計で面内の色が一目でわかるようになり、作業効率は明らかに上がりましたね。数値で判断できるので迷いがなく、誰が刷っても同じ品質が出せる環境になっています」(酒井課長)

 
 酒井課長

 色の安定化は、現場の作業性アップだけでなく、クライアントからの評価にもつながっている。

「本機校正のお客さま立ち会いの時間がだいぶ短縮できました。色の修正が入った場合、本機で刷る前にデータ上で調整し、DC1450で出力すれば、すぐに本刷りの色が確認できるので、色のやり取りが格段にスムーズになっています。お客さまも妥協せずきちんと納得した上でOKを出せる。これは現場だけでなくお客さまにとっても大きなメリットですね」(本多課長)

 また、FFGSの技術担当が印刷診断の結果を報告する説明会には、現場オペレーターだけでなく、生産管理や営業のメンバーも参加し、印刷機の原理や色に関する知識を共有。これにより、組織全体にも変化が生まれているという。

「営業から現場への色に関するクレームは、この1~2年まったくありません。それは、色合わせの精度が高まったことに加え、QC Naviの診断データが部門間の共通言語になり、プリプレスと印刷課、生産管理、営業の間で、同じ基準で話せるようになったことも大きく寄与していると思います。部門を越えた協力体制が構築できつつあると感じています」(足立取締役)

 

■協力会社への横展開も視野に

 岡島社長は今回の取り組みを総括し、「色の判断の拠り所となる“軸”がしっかりと確立されたことで、自分たちの品質に自信を持てるようになった」と成果を語る。その上で、次のステップとして“協力会社との色の統合”も見据えているという。

「社内の環境がある程度整ってきたので、今後は、協力会社の印刷機でも当社の色が出せるようにし、どの設備で刷っても“菱源の品質”と言える状態を目指したいですね。社内外で一貫した色管理の仕組みを構築することで、外注するジョブも含めた品質保証の強化を図っていきたいと考えています」(岡島社長)

 

  

 印刷機とDC1450、PRIMOJETを共通の色基準のもとにマッチングさせたことで、色合わせ作業が大幅に効率化


印刷診断で使用するチャートと診断報告書。定期診断により経時的な品質変動を把握し、
品質を安定維持している


2026.09.15

◆富士フイルムビジネスイノベーションジャパン  「第2期 GC創世研究会」修了式を挙行 10名の研究生が修了し今後の活躍に期待

 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社が主催する「第2期 GC創世研究会」の修了式が、9月11日午後4時40分より、新宿区の新宿ファーストタワー17階にある富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社の来客ミーティング室2で開催された。

 今期は、10名の研究生が受講し修了式に臨んだ。冒頭、研究生を代表して株式会社天正フヨー印刷の高橋紀久氏が「4カ月間ご指導いただいた講師の先生方には本当にありがとうございました。研修では自社や自部門の経営戦略立案や企業活動プロセスの可視化と数値化を体系的に学びました。非常に盛沢山で濃厚な研修だったと思います。私たちが学んだ研修を自社で活かして見える成果を出して会社に貢献していく所存です」と、謝辞を述べた。

 続いて、同研究会塾長の片浦康年氏が統括して、松下幸之助の自筆で挙げた聖徳太子が定めた十七条憲法の『和をもって貴しとなす』を引き合いに出して「和という話し合い聞きあい、コラボレーションを行えば、必ず目的は達成されます。皆さんも上司、仲間とコミュニケーションを行い仲良くし、自ら計画したものを実行して企業を発展させてください。会社の人たち全員で動くことが大切で、皆さんはその中核を担っていだだきたい」と述べた。

 次に、主催者祝辞として富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社の河合専務執行役員が「会社を正しい方向に導いていく経営力と、人を引き付けて未来を共に作っていく人間力が大切です」。また、阪神タイガースの岡田彰布氏の言葉を引用し「リーダーシップとは周りの人のベストを引き出すことであると話されていました。人をじっくりと観察してその人の特徴や好不調などを見ながらマネジメントしているとのことでした。過度な状況から解き放し不安を解消してあげて得意なところを伸ばしていく。困難な時は逃げずに自ら先頭に立っていくことを話されていました。これらは会社経営にも通じるものがあると思います。これから未来のことを語っていかれる時があると思うが、従業員の方たちとどんな会社を作っていくのかを考えていただければ思います。壁にぶつかる時もあるでしょうが、その時はここにいらっしゃる皆さんのことを思い出して相談されればよいと思います。皆様が素晴らしいリーダーになっていただくことを心から祈念しております」と祝辞を述べた。

 また、主催者の富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社の近藤統括部長が「皆さんは通常の業務をされながら研修を受けられてきたことは本当に大変だったと思います。しかし、回を重ねるごとに横の絆が深まっていったと思います。受講ではAIの話も出ていましたが、私の業務も仕組みや仕掛けでAIを使っていますし、お客様への提案もAIの話をさせていただいております。しかし、大事なことはリアルで実行することやコミュニケーションわしていくことが大切だと痛感しています。学んできたことを仕事に活かしていただくことと、4カ月間親交を深めてきた仲間たちとは、数十年経っても親交が継続できていけることを切に願っております」と祝辞を述べた。

 この後、司会進行役の片浦塾長が研究生の指名を一人ひとり読み上げ、近藤統括部長より修了盾と記念品が研究生に授与された。最後は全員で記念撮影を行い閉会した。

 

   

   出席者全員で記念撮影

◆第2期 GC創世研究会修了生(敬省略)
佐野 光治(株式会社アピックス)、高橋 紀久(株式会社天正フヨー印刷)、飯沼 崇史、花田 康仁(株式会社コームラ)、石田 俊典、村田 栄(ヨシダ印刷株式会社)、岩井 健一郎(日本レーベル印刷株式会社)、下川 祐一(石川特殊特急製本株式会社)、深川 雄太(日本アスペクトコア株式会社)、田中 尚輝(サンメッセ株式会社)

 

2026.09.03

◆アズワン 自動組版30年の実績からAIを活用したDTPサービスを7メニューに体系化  「カタログ簡易チェッカー」「PDF×Excel価格突合チェッカー」の無料β版も公開

AI自動組版は40頁が3分――手動DTP比600倍・従来の自動組版比約50倍。PDF・Word・IllustratorからのInDesignデータ復元、AI校正まで。無料の「自動校正ツール」2本も公開



    雑誌・カタログ制作の効率化を手がける株式会社アズワン(本社:東京都新宿区、代表取締役:中田朋樹)は、このほど、AIを活用したDTPサービスを7メニューに体系化し、専用ページ「AZ-ONE × AI OPERATIONS」(https://az1.co.jp/ai/)で提供を開始した。あわせて、カタログPDFの税込価格・JANコード・日付曜日を検算する「カタログ簡易チェッカー」と、価格マスタ(Excel)とPDFを突き合わせる「PDF×Excel 価格突合チェッカー」を無料
β版として公開した。いずれもブラウザ内で処理が完結し、ファイルはサーバーに送信されない。

背景 ― 「InDesignデータがない」「修正のたびに何日もかかる」を解く

制作現場では、PDFしか残っていない、制作会社がInDesignデータを渡してくれない、赤字修正の反映に何日もかかる、修正漏れや転記ミスがなくならない、といった課題が繰り返し起きている。アズワンは1996年の設立以来、QuarkXPress時代から自動組版に取り組んできた制作会社で、その現場知見にAIを組み合わせ、「人が打ち直す」工程をなくすことで、ミスの原因そのものを取り除くことを意図し、今回のサービスを提供することになった。

AI自動組版の実測:40頁のカタログの組版に、手動DTPでは約30時間(3.75人日)、従来の自動組版では約2時間40分かかっていたところ、AI自動組版では3分で完了。(手動比600倍・従来の自動組版比約50倍。組版ルール設計後の再実行時の実測値)。詳細は制作効率化ブログ https://az1.co.jp/article/ai-onepush-jidoukumihan/ に掲載している。

共通するのは「原本から直接データを取る=打ち直しがない」こと。復元・組版・改訂のいずれも、納品前に元データと機械照合して数値の一致を確認すること。

無料セルフチェックツール(2026年9月1日公開)

カタログ簡易チェッカー https://az1.co.jp/checker/

カタログ・チラシのPDFをドロップするだけで、税込価格の検算、JAN/ITFコードのチェックディジット検算、日付と曜日の整合(和暦対応)を機械チェック。

PDF×Excel 価格突合チェッカー https://az1.co.jp/checker/match/

価格マスタ(Excel)とカタログPDFを突き合わせ、品番の近くにマスタどおりの価格が印字されているかを1ページずつ確認。

両ツールとも処理はブラウザ内で完結し、PDF・Excelはサーバーに送信されない。社外に出せない校了前データでもそのまま使える。

依頼の流れ

現状のデータ(PDF・Excel・InDesign・赤字指示など)を送信すれば、無償で解析し、最適なサービス・金額・納期を提示する。小さな案件からのトライアルも歓迎。


会社概要

社名:株式会社アズワン(AZ1 Inc.)

所在地:〒162-0821 東京都新宿区津久戸町3-19 えひらビル3F

代表者:代表取締役 中田 朋樹

設立:1996年

事業内容:雑誌・カタログ制作、自動組版システム開発、AIを活用したDTPサービス、校正・品質管理

URL:https://az1.co.jp/

 

同件に関する問い合わせ

株式会社アズワン 中田 朋樹

TEL:03-3266-0081 E-mail:nakada@az1.co.jp

 

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